更新日: 2023.08.29 家計の見直し

上司や同僚とのランチ代を払いたくありません。手作り弁当で「ボッチ飯」がコスパ最強ですか?

上司や同僚とのランチ代を払いたくありません。手作り弁当で「ボッチ飯」がコスパ最強ですか?
毎日のランチ、それは単なる食事の時間ではなく、社交の場としての側面があると考える人もいるでしょう。
 
しかし、上司や同僚とのランチは、コミュニケーションを深める良い機会となる一方、その代金が日々の出費として積み重なることは避けられません。さらに、忙しい日常のなかで、昼休みくらいは1人の時間を持ちたいと感じる人もいるのではないでしょうか。
 
毎日のランチ代が出費として大きいこと、そして昼休みのひとときをどのように過ごすかは、多くの会社員にとって共通の悩みとなっています。そこで、手作り弁当という選択肢が注目されていますが、果たして「ボッチ飯」はコスパ最強なのでしょうか?
FINANCIAL FIELD編集部

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日常の昼食選び:選択の背景と現状

日々の昼食の選択は、経済的要因や生活環境、さらには個人の価値観に大きく影響されています。最近の調査から、手作りのお弁当の人気や1人での食事が多いという現状が浮き彫りになっています。本項では、その背景や理由を詳しく探っていきます。
 

昼食の主流:手作り弁当がトップ、価格が最大の決定要因

株式会社アクロスソリューションズ(東京都千代田区)と一般社団法人日本唐揚協会(東京都渋谷区)が共同運営している「食の窓口」では、2023年5月に20〜60歳以上の男女2416人を対象とした「お昼ご飯についての意識に関するアンケート調査」を実施しました。
 
調査結果によると、昼食として「お弁当など作った(作ってもらった)もの」を選ぶ人が35.4%と最も多いことが明らかになっています。
 
この選択の背後には、「価格」を最も重視すると答えた人が47.8%という結果があり、経済的な要因が大きく影響していることが伺えます。さらに、手間や時間を節約したいという考えも強く、それが手作り弁当の選択につながっているようです。
 

昼食のシチュエーション:「1人での食事」が圧倒的多数

昼食する際の状況に関して、63.9%の人が「1人で食べる」と回答しています。この数字は、性別や年代を問わず一貫しており、多くの人が昼食時には1人の時間を重視していることが分かります。在宅勤務の増加や日常の忙しさから、1人での食事が身軽で気楽と感じる人が多いのが要因と考えられます。
 

手作り弁当でのランチ代節約シミュレーションとそのリスク

ランチ代の節約は、多くの人にとって魅力的です。手作り弁当は、その最前線に位置する選択肢といえます。しかし、節約の一方で仲間とのランチの機会を失うリスクも存在します。本項では、具体的な節約シミュレーションとそのリスク、そしてそのリスクを最小限に抑える方法について詳しく解説します。
 

手作り弁当によるランチ代節約の具体的シミュレーション

お弁当作りは、経済的な節約だけでなく、健康や好みに合わせたメニューを選べるメリットがあります。具体的にみてみましょう。
 
マルハニチロ株式会社(東京都江東区)の「お弁当に関する調査 2018」(20~59歳の女性1000名対象)によると、平均的なお弁当のおかずは4.1品で、その中身は「冷凍食品」や「当日手作りしたおかず」「前日の食事の残り物」が主流です。
 
お弁当作りで工夫していることのトップ3は、「色のバランス」「食べやすさ」「栄養バランス」です。また、平均的なお弁当作りにかかる時間は、約21分となっています。
 
そして、最も注目すべき点は、お弁当1食あたりの平均コストが257円であることです。外食やコンビニのランチを選ぶ場合、500円以上、場合によっては1000円近くかかることも珍しくありません。月に20日勤務とすると、外食を選ぶ場合とお弁当を選ぶ場合の差は、最低でも1ヶ月で4860円以上となります。
 
また、お弁当のおかずランキングで「玉子焼き」が、“よく入れる” “自分が食べたい” “節約メニューに欠かせない” の3冠を達成していますが、シンプルでコストパフォーマンスの良い食材をうまく活用することで、さらなる節約が期待できます。
 
このように、手作りのお弁当は経済的な節約だけでなく、健康や好みに合わせた食生活を実現する素晴らしい選択肢といえるでしょう。
 

仲間とのランチの機会を失わないための調整方法

手作りのお弁当は経済的で健康的な選択ですが、仲間とのランチの機会を失うことは、社交的な側面やリフレッシュの時間を失うリスクがあります。以下は、お弁当を持参しながらも、仲間とのランチの機会を確保するための方法です。
 
1. お弁当シェアリング: 週に1回や2回、仲間とお弁当をシェアする日を設けることで、新しい料理を試したり、他の人の手作り料理を楽しんだりすることができます。
 
2. ランチタイムの散歩: お弁当を食べ終わった後、近くの公園や散歩コースで同僚と一緒に歩くことで、リフレッシュとコミュニケーションの時間を持つことができます。
 
3. 共通の休憩スペースの活用: 会社や学校に共通の休憩スペースや食堂があれば、そこでお弁当を食べることで、自然と仲間との交流の機会が増えます。
 
4. ランチイベントの企画: 月に1回など、ランチイベントを企画し、外食やピクニックを楽しむことで、仲間との絆を深めることができます。
 
5. お弁当のテーマデー: 週に1回、特定のテーマ(例: イタリアンデー、健康デーなど)に合わせてお弁当を作り、それを共有することで、新しいアイデアやレシピの交換が楽しめます。
 
お弁当を持参することで節約や健康を意識する一方で、上記のような方法を取り入れることで、仲間とのランチの機会を大切にすることができます。
 

まとめ

日々のランチ選びは経済的要因や生活環境、個人の価値観によって大きく影響されます。最近の調査では、手作りのお弁当の人気が高まっており、その背後には経済的な節約や健康への意識がみられます。しかし、手作り弁当を持参することで、仲間とのランチの機会を失うリスクも考える必要があります。
 
手作り弁当は平均コストが257円と、外食やコンビニランチに比べて大幅な節約が可能です。ランチの選択は、単なる食事の時間だけでなく、社交の場としての価値もあります。手作り弁当のメリットを生かしつつ、仲間との交流の機会も大切にしましょう。
 

出典

株式会社アクロスソリューションズ、一般社団法人日本唐揚協会 食の窓口 お昼ご飯についての意識に関するアンケート調査
食の窓口
マルハニチロ株式会社 お弁当に関する調査 2018
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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