スマホ代、いくら払うのが「普通」?1人暮らし~5人家族までの「スマホ代」をチェックしてみた

配信日: 2023.09.12 更新日: 2024.10.10

この記事は約 4 分で読めます。
スマホ代、いくら払うのが「普通」?1人暮らし~5人家族までの「スマホ代」をチェックしてみた
私たちの生活に欠かせなくなっているスマホ。そこで気になるのが、毎月の支払い料金ではないでしょうか?
 
本記事では、世帯人数別のスマホ代の平均をご紹介したうえで、月額料金を安く抑えるために、効果の高い方法を解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

一人暮らし〜5人家族までのスマホ代

総務省が公開している「家計消費状況調査/支出関連項目 詳細結果表 3-4 特定の財(商品)・サービスの1世帯当たり1か月間の支出」によると、スマートフォンの通信費・通話使用料・本体代金の1ヶ月間の平均支出は、表1のとおりです。
 
表1
 

単身世帯 世帯人員
2人
世帯人員
3人
世帯人員
4人
世帯人員
5人
スマートフォン・携帯電話などの通信・通話使用料 5679円 9117円 1万3947円 1万6686円 1万8783円
スマートフォン・携帯電話・PHSの本体価格 937円 1078円 1723円 2313円 2588円
合計 6616円 1万195円 1万5670円 1万8999円 2万1371円

 
※総務省「家計消費状況調査」をもとに筆者作成
 
格安スマホや安価なプランが増えているものの、通信費・通話使用料・本体代金を合わせると、2人世帯で1万円超、5人世帯では2万円を超える金額となっています。
 
家族が多い世帯の場合は、毎月固定でかかる通信費がかさみ、家計を圧迫する要因となるでしょう。
 

スマホ代を安くする方法

もし、ご家庭のスマホ代が平均よりも高い場合は、見直しの検討をおすすめします。見直しをすることで、毎月かかるスマホ代を安く抑えられるでしょう。以下では、スマホ代を安く抑える効果の高い方法を、三つ解説します。
 

格安SIMに乗り換える

現在、大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)と契約している方は、格安SIMに乗り換えるだけで、大幅に通信費を節約できます。
 
MMD研究所(モバイルマーケティングデータ研究所)が、1万5000人を対象にした「2020年11月通信サービスの料金と容量に関する実態調査」の結果によると、大手3キャリアと格安SIMの月々の支払い料金の平均金額は、下記のとおりとなりました。
 

大手3キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク):8312円
格安SIM(Y!mobile・UQ mobile・MVNO):4424円

 
格安SIMでは、データ通信量などの制限はあるものの、安いものでは、月額1000円以下で使えるものもあります。
 
大手キャリアを契約中で、スマホ代の節約をお考えであれば、まずは、格安SIMへの乗り換えを検討することをおすすめします。
 

料金プランを見直す

格安SIMに乗り換えることに不安を感じているようであれば、現在のキャリア内で、料金プランを見直しましょう。
 
もし現在、データ無制限プランを契約しているにもかかわらず、インターネットをあまり使用していないのであれば、通信量の少ないプランにすることで、月額料金を抑えられます。
 
今の自分の使用方法に合ったプランに変更して、月額料金を節約しましょう。
 

無料通話アプリやかけ放題を利用する

通話機能を利用することが多い方であれば、無料通話アプリやかけ放題を利用して、通話料を削減することをおすすめします。
 
LINEやSkypeなどのアプリを使用すれば、通話料をかけることなく、通話が可能です。
 
またキャリアによっては、5分・10分以内の通話が無料になるオプションや、24時間いつでも通話無料のオプションが用意されているケースもあります。
 
通話の頻度が高い方は、無料通話アプリや、かけ放題の利用を検討しましょう。
 

スマホ代を削減して固定費を抑えましょう

現代は、一人1台スマホを持つ時代です。世帯人数が多い家族は、どうしてもスマホ代がかさみがちになってしまいます。
 
ただし最近では、多くのキャリアやプランが増えているため、スマホ代を安くする手段も多くあります。
 
自分の使い方に合った方法で、スマホ代を削減して、毎月の固定費を抑えましょう。
 

出典

総務省統計局 政府統計の総合窓口(e-Stat) 「家計消費状況調査/支出関連項目 詳細結果表」 3-4 特定の財(商品)・サービスの1世帯当たり1か月間の支出 世帯人員・就業者数別

MMDLabo株式会社 MMD研究所(モバイルマーケティングデータ研究所) 「2020年11月通信サービスの料金と容量に関する実態調査」

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

PR
FF_お金にまつわる悩み・疑問 ライターさん募集