更新日: 2023.10.05 その他家計

家計が苦しいので、旅行でも家族全員「節約」します!車中泊のコスパはどれくらいよいの?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

家計が苦しいので、旅行でも家族全員「節約」します!車中泊のコスパはどれくらいよいの?
「家計に余裕はないけれど、たまには旅行したい!」と、考える方もいらっしゃるでしょう。旅行をするには、交通費や観光費、宿泊費など、何かとお金がかかるため、節約中の人はちゅうちょしてしまうことも多いかもしれません。
 
その場合には、車中泊で宿泊費を節約するのがおすすめです。車中泊で実現可能な、およその節約額と、車中泊でも旅行を楽しむコツを、ご紹介します。節約しながら旅行を楽しみたい!という人は、ぜひ参考にしてください。
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執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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車中泊にかかるお金

車中泊では、本来、ホテルや旅館でかかる宿泊費がかかりません。無料の駐車場を利用すれば、宿泊費自体は0円で済むでしょう。
 
しかし、車中泊をするためには、ほかの費用がかかります。車中泊にかかるとされる費用は、以下のとおりです。
 

・ガソリン代
・駐車場代
・入浴料
・食費

 
ガソリン代は旅行先によっても変わるため、費用を抑えたい人は、近場にすることで、ガソリン代を安く抑えられます。なおガソリン代は、「ガソリン価格(円/リットル)×走行距離(キロメートル)÷車の燃費」で計算できます。
 
東京(新宿区)から箱根(約89キロメートル)に行く場合にかかるガソリン代は、以下のとおりです。
※燃費22.0キロメートル/リットルの車に、185円/リットルのレギュラーを給油
 
185(円/リットル)×89(キロメートル)÷22.0(キロメートル/リットル)=約748円
 
ガソリン代は片道約748円でした。
 
また車中泊する場所として、駐車場代がかかります。無料の駐車場が不安な人は、1000円ほどの一般の駐車場、もしくはオートキャンプ場、車中泊専用駐車場などに泊めると安心です。施設に泊める場合は、3000円~4000円ほどかかりますが、電源を確保できるため便利です。
 
ほかにも、銭湯や温泉を利用する際の費用や食費がかかります。
 

車中泊は旅館やホテルに宿泊するのと比較していくらお得なのか

車中泊にかかる費用(1人分)の合計を計算してみましょう。
 
748円×2(往復のガソリン代)+2100円(駐車場代)+800円(入浴料)+2000円(夕食と翌日朝の食費)=6396円
 
旅館の宿泊料は1万5000円ほど、ホテルであれば6000~1万5000円ほどが相場とされています。安いホテルの場合は素泊まりのケースが多いため、車中泊同様に食費がかかります。
 
車中泊にすることで、2000~9000円ほど、旅費を抑えられることが分かりました。
 
ただし、車を泊める場所や移動距離、食事内容によって、費用には差が出るため、あくまでも目安として参考にしてください。工夫次第で費用を安く抑えられる点は、車中泊ならではのメリットでしょう。
 

車中泊にすれば費用を抑えながら旅を楽しめる

車中泊では、工夫次第で、旅費を大幅に抑えられることが分かりました。無料の駐車場に車を泊めれば、宿泊費自体は0円で済みます。
 
今回のシミュレーションは、あくまでも目安での費用となるため、車を止める場所や、一緒に行く人数によっても、費用は変わります。しかし、旅館やホテルに宿泊するよりも、費用を抑えられることは確かです。車中泊ならではの楽しみ方を見つけることで、より有意義な時間を過ごせるでしょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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