きれい好きの義母が1日2回「洗濯機」を回します。1回と比べて水道代と電気代はどのくらい高くなりますか?
配信日: 2023.10.30 更新日: 2024.10.10
そこで今回は、洗濯にかかる水道代と電気代について解説します。「ドラム式洗濯機」と「タテ型洗濯機」の両方の費用をまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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1回の洗濯にかかる水道代と電気代
洗濯機には「ドラム式」と「タテ型」の2種類があります。タイプによって、使用する水量や消費電力量が異なります。
まずはタイプ別に、1回の洗濯にかかる水道代と電気代を見てみましょう。
表1
※シャープ株式会社「洗濯乾燥機の選び方ガイド」を基に筆者作成
「ドラム式」のほうが、1回当たりの水道代と電気代は安く済むことが分かりました。特に乾燥まで済ませた場合の電気代は、ドラム式とタテ型で大きな差が見られます。
製品や洗濯物の量によってもかかる費用は異なりますので、目安として参考にしてください。
月の平均水道代と電気代とは?
前述のデータを基に、1回の洗濯にかかる水道代と電気代を合算すると、ドラム式が22円、タテ型が33.5円です。一日に2回洗濯機を回した場合(洗濯のみ)、1ヶ月当たりの水道代と電気代は、以下の金額になります。
【ドラム式洗濯機の場合】
●水道代:1182円
●電気代:138円
合計:1320円
【タテ型洗濯機の場合】
●水道代:1806円
●電気代:204円
合計:2010円
一日に2回洗濯しても、かかる費用は40~70円ほどであり、洗濯物の量が少なければ、その分、使用する水量が減るため、コストは下がるでしょう。
ただし、乾燥まで済ませるとなると、電気代が増加するため、注意が必要です。タテ型洗濯機でも、乾燥まで対応可能な製品もありますが、ドラム式と比較して、電気代は約50円/回の差が生じます。
乾燥機能を使う頻度の高い家庭は、ドラム式洗濯機のほうがよいでしょう。
洗濯1回当たりのコストは20~30円ほど|まとめて洗うほうがお得
洗濯1回にかかる水道代と電気代は、20~30円ほどであることが分かりました。この値は、洗濯容量いっぱいの衣服を洗った場合ですので、洗濯物の量が少ないほど、かかるコストは少なくなります。
水道光熱費を節約するには、まとめて洗濯することが一番ですが、一日に複数回洗濯したとしても、数十円ほどの差で済みます。「すすぎを1回にする」「電気代がお得になる夜に洗濯する」などを意識すると、より水道代と電気代を安く抑えられるでしょう。
出典
シャープ株式会社 洗濯乾燥機の選び方ガイド 04.タテ型とドラム式節水・省エネ能力の違い
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー