更新日: 2024.10.10 その他家計

「業務スーパー」でいつもまとめ買いをしています。「肉の価格」は普通のスーパーと比べてどのくらい差がありますか?

「業務スーパー」でいつもまとめ買いをしています。「肉の価格」は普通のスーパーと比べてどのくらい差がありますか?
安いといわれている「業務スーパー」ですが、普通のスーパーと比べて、どれくらい価格に差があるのかが、気になる方もいらっしゃるでしょう。
 
そこで今回は、実際に「業務スーパー」と「ヤオコー ザ・マーケットプレイス(以下:ヤオコー)」で肉の価格を比較検証してみました。さらに、食費を安くおさえる買い物のコツもご紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

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「業務スーパー」と「普通のスーパー」は何が違う?

「業務スーパー」と「普通のスーパー」の違いは、業務用サイズの商品が販売されている点です。なかには通常サイズの商品も売られており、一般の方でも買い物ができます。
 
業務スーパーは、大容量の商品が多いだけではなく、比較的価格が安いとされています。安さの秘密は、豊富なオリジナル商品の展開や、問屋を介さないことでの仕入れコストの低さなどが関係しているとのことです。
 
まとめ買いをしたい、なるべく食費をおさえたいという方には「業務スーパー」が大変便利でしょう。
 

「業務スーパー」と「普通のスーパー(ヤオコー)」の価格を比較してみた

大容量かつ安さが売りの「業務スーパー」ですが、ヤオコーと比べて、どれくらい価格が異なるのかを見てみましょう。今回は、肉の価格を比較してみました。それぞれの価格は表1の通りです。
 
表1
 

牛ロース 豚バラ 鶏もも 牛豚合い挽き肉
業務スーパー 約765円
(約153円)
約632円
(約126円)
約1294円
(約65円)
約473円
(約118円)
ヤオコー 約495円
(約375円)
約605円
(約235円)
約591円
(約106円)
約950円
(約158円)

 
※全て税込み表記、( )内は100グラム当たりの価格
※筆者作成
 
今回は、両者で販売されている内容量が異なるため、100グラム当たりの価格を合計してみます。その結果、業務スーパーは約462円、ヤオコーは約874円となりました。業務スーパーのほうが、100グラム当たりの価格は安いことが分かります。
 

食費を安くおさえる買い物のコツ

食費をなるべくおさえるには、買い物の仕方を工夫するとよいでしょう。意識すべきポイントは、以下の通りです。
 

●買い物前に冷蔵庫にあるものをチェックする
●ライフスタイルに合わせて買い物の回数を決める
●あらかじめ献立を決めておく
●一人で買い物に行く
●まとめ買いをする

 
買い物での無駄遣いを防ぐには、買うものをリストアップして、余計なものを買わないことが大切です。あらかじめ献立を決めておくと、買うものを把握しやすくなります。
 
買い物の回数は、ライフスタイルに合わせて事前に決めておきましょう。その際、なるべく買い物の頻度を減らすことがポイントです。また買い物には、一人で行くことをおすすめします。スーパーには誘惑が多いので、例えば子どもを連れて行くと、お菓子をねだられて、余計な出費の原因となってしまうでしょう。
 
子どもと一緒でなければ買い物へ行けないといったご家庭では、仕事帰りのタイミングなどで、家族に買い物を頼むのも有効かもしれません。
 

「業務スーパー」でのまとめ買いなら食費を安くおさえられる

今回の比較結果によると、業務スーパーのほうが、100グラム当たりの価格は安いことが分かりました。商品一つの容量が大きいため、購入時の価格は高くなりますが、まとめ買いをできることから、買い物の頻度が減って、家事の負担軽減にもつながります。
 
大容量の商品を買う際には、「100グラム当たり」や「1個当たり」の価格を計算すると、安いかどうかを判断しやすくなるでしょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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