ビールを卒業して「ワイン」か「ウィスキー」に変えるとしたら、どのくらい費用差が生まれる?

配信日: 2023.12.17 更新日: 2024.10.10

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ビールを卒業して「ワイン」か「ウィスキー」に変えるとしたら、どのくらい費用差が生まれる?
これまでビールを飲んでいたけれど、別のお酒に挑戦してみたいと考えることはありませんか。ワインやウイスキーなどは種類が豊富で、種類によって特徴がさまざまです。本記事では、ワインやウイスキーの量を決めて飲む際にかかる費用や、ビールを飲み続けた場合の費用などを紹介します。
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ワインやウイスキーを毎日飲んだ場合の費用

ここでは、ワインとウイスキーにかかる費用を紹介します。節約のため、ビールをやめて別のお酒に挑戦しようと考えている方はぜひ参考にしてください。また、参考としてビールをやめずに飲み続けた場合の1ヶ月にかかる費用も算出するため、どれくらいお得になるか比較してみましょう。
 

ワインを1日グラス2杯飲む場合

小売物価統計調査によると、ワイン1本750ml(輸入品)の価格は609円です(2023年10月時点)。レストランなどでは、750mlのワインボトル1本からグラス6杯分とるのが一般的とされています。そのため、今回はグラス1杯あたりの量を125mlに設定します。
 
1日にグラス2杯のワインを飲む場合、1ヶ月(30日として仮定)にかかる費用は以下のとおりです。
 
125ml/杯×2杯÷750ml×609円=203円/日
203円/日×30日=6090円/月

 
1日グラス2杯のワインを楽しむ場合にかかる1ヶ月の費用は6090円と分かりました。
 

ウイスキーをロックで2杯のむ場合

小売物価統計調査によると、ウイスキー1本700mlの価格は1764円です(2023年10月時点)。ウイスキーのシングルは一般的に30mlとされています。そのため、今回はウイスキーのロック1杯の量を30mlに設定します。
 
1日にウイスキーのロック2杯を飲む場合、1ヶ月(30日として仮定)にかかる費用は以下のとおりです。
 
30ml/杯×2杯÷700ml×1764円=約152円/日
約152円/日×30日=4560円/月

 
1日にウイスキーのロックを2杯楽しむ場合にかかる1ヶ月の費用は、4560円と分かりました。
 

ビール缶350mlを1日2本飲む場合

小売物価統計調査によると、ビール1パック(350ml×6本)の価格は1128円です(2023年10月時点)。ビール缶350ml 1本あたりの価格は188円となります。
 
1日にビール缶350ml 2本を飲む場合、1ヶ月(30日として仮定)にかかる費用は以下のとおりです。
 
188円×2本=376円/日
376円/日×30日=1万1280円/月

 
1日にビール350ml缶を2本楽しむ場合にかかる1ヶ月の費用は、1万1280円と分かりました。
 
もちろん飲む量によって金額は異なりますが、3つのお酒の価格を計算した結果から、今回はビールからワインやウイスキーに変えるとどちらもお得になるといえます。ビールをやめて別のお酒に切り替えることは節約にもつながるでしょう。
 

ワインは国産品と輸入品で価格が異なる

ワインは大きく分けると国産品と輸入品の2種類があります。また、国産品か輸入品かで価格も異なります。小売物価統計調査によると、国産品ワイン(1本750ml)あたりの価格は563円であるのに対して、輸入品ワイン(1本750ml)あたりの価格は609円です(2023年10月時点)。
 
ただしこちらはあくまで国産品と輸入品の全体で見たときの価格差です。実際は、商品によって価格が異なるため、ワインを購入する際は国産品と輸入品の価格差だけにとらわれず、店頭でさまざまな種類のワインを見ながら気に入ったものを購入するといいでしょう。
 

お酒は健康にも配慮しながら楽しみましょう

1日にグラス2杯のワインを楽しむ場合にかかる1ヶ月の費用は6090円、また、1日にウイスキーのロックを2杯楽しむ場合にかかる1ヶ月の費用は4560円と分かりました。
 
ビールをやめずに350ml缶を1日に2本飲み続けた場合は1ヶ月で1万1280円の出費になるため、ワインとウイスキーどちらに変えてもお得になるといえます。ワインもウイスキーも種類が豊富で、それぞれに異なる特徴があります。お酒は適量を守り、楽しく味わいましょう。
 

出典

政府統計の総合窓口(e-Stat)小売物価統計調査(2023年10月)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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