乾燥対策に「オイルヒーター」が欲しいのですが、電気代がすごいと聞きました…1日8時間でどのくらいかかりますか？

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寒くなってくると欠かせないのが暖房です。ただ、エアコンの暖房をつけると空気が乾燥します。そのため、エアコンではなくオイルヒーターの使用を検討しているという人も多いでしょう。とはいうものの、オイルヒーターも電気を使うわけで、電気代がどれくらいかかるかが気になる人もいるでしょう。

そこで今回は、オイルヒーターのメリットとデメリット、かかる電気代、電気代を抑えるためのポイントについて詳しく解説します。

執筆者：FINANCIAL FIELD編集部（ふぁいなんしゃるふぃーるどへんしゅうぶ）

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1 オイルヒーターのメリットとデメリット
2 オイルヒーターの電気代はいくら
3 オイルヒーターの電気代を抑えるには？
4 オイルヒーターを使う際は節約を心がけよう！

オイルヒーターのメリットとデメリット

オイルヒーターは電気の力でオイルを加熱し、その熱を放出することで部屋を暖める暖房製品です。ここでは、オイルヒーターのメリットとデメリットについて解説します。

・オイルヒーターのメリット

オイルヒーターのメリットとしてまず挙げられるのは、使用しても部屋の空気が乾燥したり汚れたりしないことです。これは、オイルヒーターがエアコンやファンヒーターのように暖かい風によって部屋を暖めるわけではないことが理由です。稼働音がほとんどないというメリットもあります。それらに加え、メンテナンスが比較的楽なこともオイルヒーターの大きなメリットです。

・オイルヒーターのデメリット

温風によって部屋を暖めるわけではないオイルヒーターは、エアコンやファンヒーターよりは部屋を暖める効率が良くありません。そのため、部屋を暖めるのに時間がかかりますし、電力も多く使用します。

オイルヒーターの電気代はいくら

それでは、実際オイルヒーターはいくらくらい電気代がかかるのでしょうか。一般的に、オイルヒーターには何段階かの温度設定ができます。どの段階で使用するかによって、使用する電力は異なります。製品にもよるものの、3段階であれば600～1200W、5段階であれば300～1500W程度を使用するでしょう。ほかの暖房器具と比較しても、かなり多い消費電力だといえます。

オイルヒーターの電気代の計算式は「消費電力（kW）×使用時間×1kWhあたりの電力量料金（円／kWh）」です。仮に、1kWhあたりの電力量料金を全国家庭電気製品公正取引委員会の定める目安単価の31円だとしましょう。

その場合、消費電力が600Wで使用時間が8時間であれば、計算式は「0.6kW×8×31」で148.8円です。毎日使い続ければ、1ヶ月（30日）で電気代は4464円になります。消費電力が1200Wだった場合はその2倍なので、1ヶ月の電気代は8928円になってしまいます。

オイルヒーターの電気代を抑えるには？

オイルヒーターの電気代が気になるという人は、電気代を抑えるための工夫をしましょう。例えば、部屋の空気の温度を下げないようにするのもひとつの方法です。そうすれば、低い設定温度でも暖を取れるからです。

部屋の空気を冷やさないためには、オイルヒーターの設置場所を窓際にするのがおすすめです。そうすることによって窓からの冷気で部屋の空気の温度が下がってしまうことを防げます。窓に断熱シートを貼るのもよいでしょう。

また、使用時間を減らすのも有効です。タイマー機能を積極的に活用しましょう。こまめに電源を切ることで使用時間を減らせば、その分電気代を節約できます。

就寝時には自動的にオフ設定になるようにしましょう。また、外出する際は予定時刻の30分～1時間前に電源を切るのがおすすめです。電源を切っても、30分～1時間程度は暖かさが持続するからです。

オイルヒーターを使う際は節約を心がけよう！

オイルヒーターにはさまざまなメリットがあるものの、電気代が高いというデメリットがあります。1200Wの設定で1日8時間使用すれば、かかる電気代は1日297.6円です。1ヶ月なら8928円になります。そのため、オイルヒーターを使う際は部屋の温度が下がらないようにすることや、タイマー機能を活用することが大切です。これらを心がけることで、電気代を抑えられます。