50代独身でタンス預金が「2000万円」程度あります。1つの銀行に預けても問題ないでしょうか?

配信日: 2024.01.04 更新日: 2024.10.10

この記事は約 4 分で読めます。
50代独身でタンス預金が「2000万円」程度あります。1つの銀行に預けても問題ないでしょうか?
給料をもらったら銀行に預けておき、必要に応じて現金を引き出すのが一般的な対応でしょう。しかし、銀行に預けずに自宅でタンス預金をしている人も一定数いるのではないでしょうか。
 
長年にわたってタンス預金を継続して2000万円程度になった場合、一つの銀行に預ける際には銀行破綻時の預金保護について理解を深めておいてください。金融庁「預金保護制度」によると、保護対象は「1金融機関1預金者あたりの元本1000万円までと、破綻日までの利息など」と定められているからです。
 
本記事では、2000万円程度のタンス預金を1つの銀行に預ける際の問題点などを解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

タンス預金は自宅で貯めている現金を意味する


タンス預金とは、銀行などに預けないで自宅で貯めている現金を意味します。必ずしもタンスの中ではなく、金庫や本棚、床下収納といった自宅内のいずれかの場所に保管していればタンス預金と見なしていいでしょう。
 
いつでも必要なタイミングで現金を用意できるうえ、銀行へ現金を預けたり、引き出したりする手間もかかりません。また、ATMを利用する際の時間外手数料や引き出し制限も気にしないで済む方法です。
 

銀行へ預け入れした金額が1000万円を超えると破綻時に補償を受けられない
1234
1/4

LINE

【PR】
夫の家事への不安に関するアンケート FF_お金にまつわる悩み・疑問 ライターさん募集
FFジャックバナー_ヘッダー用 【PR】
FFジャックバナー_フッダー用 【PR】