更新日: 2024.02.09 その他家計

【交流か節約か】入社したばかりの社員です。上司から「ランチ」に誘われるのですが、毎回「割り勘」で絶望しています。断ってもよいでしょうか?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

【交流か節約か】入社したばかりの社員です。上司から「ランチ」に誘われるのですが、毎回「割り勘」で絶望しています。断ってもよいでしょうか?
新入社員の場合、職場の上司から仕事以外の場面でも何かと気にかけてもらうことは多いものです。例えば、そのひとつがランチへの誘いです。しかし、夜の飲み会ではおごってもらえても、日々のランチとなると割り勘で済まされるケースが多いのではないでしょうか。
 
この記事では、割り勘がつらい場合に、角を立てずに上司からのランチの誘いを断る方法について解説します。
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上司からの誘いは断ってもOK

新入社員でまだ給与が少なく、毎回の割り勘が負担である場合には、上司からの誘いを断ってもかまいません。大事なのは断り方です。
 
相手を不快にさせないためには、「誘ってもらったことへの感謝」「具体的な理由」について述べることが肝心です。断り方を間違えて不快感を持たれると、二度と誘ってもらえなくなるだけでなく、人間関係にヒビが入って、仕事にも支障が出る恐れがありますので十分注意しましょう。
 

社会人2年目からは住民税が徴収される点にも注意

新社会人の場合は、2年目から住民税が給与から天引きされ、手取りが減ってしまうことも知っておきましょう。会社員の給与からは、税金や社会保険料が天引きされます。住民税は前年の所得に対して課税されます。そのため、学生時代にアルバイトなどで一定額以上稼いでいたケースを除き、一般的に社会人1年目では住民税は徴収されません。
 
しかし、社会人2年目からは住民税が課税されますので、手元に残る生活費はさらに少なくなってしまいます。今後一層、割り勘が厳しくなっていくことを思えば、早めに断っておくのが望ましいでしょう。
 

上司からのランチの誘いを断るときの対処法2選

金銭的な事情で上司からのランチを断りたいときには、「体調不良」や「先約」といった単発の理由ではなく、今後も誘われない状況を作るのがコツです。誘ってもらったことへの感謝を述べたうえで、次のように対処しましょう。
 

・「お金が厳しい」と正直に言う

新入社員と管理職では、手取りに大きな差があります。それを理解したうえで、上司としては割り勘でも納得してもらえるであろう安い店を提案しているつもりなのかもしれません。しかし、金銭的に厳しいのであれば、正直に伝えましょう。
 
良識のある上司ならば、「無理をさせてしまって悪かった」と反省してくれるはずです。上司とランチに行くこと自体は苦ではないのならば、ワンコインで食べられる食堂に行く、コンビニで買ってきたものを社内で一緒に食べるなど、お金のかからない方法で一緒に過ごすとよいでしょう。
 

・お弁当を持参する

「お弁当がありますので」という理由も、断り方として自然です。そもそもランチの時間は一人でのんびり過ごしたいと考えているのならば、お弁当を持参する習慣を持つとよいでしょう。節約になるだけでなく、外食と比べてカロリーを抑えられるなど健康面でのメリットも期待できます。
 

無理のない範囲でたまには自分から誘ってみては

金銭的に無理をしてまで、上司とランチに行く必要はありません。毎回断らなくて済む理由で、うまく対処しましょう。上司とのランチには、仕事場では話せない相談もできるなどの利点もありますので、余裕のあるときにはたまには自分からも誘ってみてはいかがでしょうか。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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