更新日: 2024.02.09 その他家計

エアコンの暖房を「24時間つけっぱなし」と「こまめに入り切り」では、電気代はどれほど変わる?

エアコンの暖房を「24時間つけっぱなし」と「こまめに入り切り」では、電気代はどれほど変わる?
冬の電気代は高くなりやすく、その理由は暖房器具の電気消費量が関係しています。エアコンを常時使用している家庭も多いかもしれませんが、24時間つけっぱなしにするか、こまめに電源を入り切りするかで消費電力は大きく変わるのです。
 
そこで今回は、エアコンを24時間つけたままにした場合と、こまめに入り切りする場合とでは、どれだけ電気代が変化するのかを解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

エアコンの「24時間つけっぱなし」と「30分で入り切り」はどれほど消費電力が違う?

まずはエアコンを24時間つけたままにした場合と、30分間隔でON/OFFを繰り返した場合の消費電力の違いを比較します。
 
ダイキン工業株式会社の検証データによると、それぞれの消費電力は表1の通りです。
 
表1
 

    

時間帯 24時間つけっぱなし 30分でこまめに入り切り
電気消費量
(キロワットアワー)
電気消費量
(キロワットアワー)
深夜~早朝 23:00~翌日06:00 5.0 8.5
日中 6:00~18:00 7.8 11.2
夜間 18:00~23:00 3.3 4.2

 
※ダイキン工業株式会社【mission5-2 エアコン暖房を「つけっぱなし」にするのと「こまめに入り切り」するのでは、どちらの電気代が安くなるの?】を基に筆者作成
 
表1の消費電力の差を見ると、エアコンをこまめにON/OFFするほうが、消費電力が高くなっています。そのため何度もエアコンの運転をONにすると、より多くの電力が必要になるといえるでしょう。
 

「24時間つけっぱなし」と「30分で入り切り」における電気代の差

次は消費電力を基に、電気代がどう変化するのか表2で見てみましょう。
 
表2
 

    

時間帯 24時間つけっぱなし 30分でこまめに入り切り
電気代換算 電気代換算
深夜~早朝 23:00~翌日06:00 135円 230円
日中 06:00~18:00 211円 302円
夜間 18:00~23:00 89円 113円
1日当たり 435円 645円

 
※電力料金単価を27円/キロワットアワーとして計算
※ダイキン工業株式会社【mission5-2 エアコン暖房を「つけっぱなし」にするのと「こまめに入り切り」するのでは、どちらの電気代が安くなるの?】を基に筆者作成
 
全体的に、こまめに電源をON/OFFしたほうが、電気代が高いことが分かりました。1日当たりの電気代の差額は、約210円です。
 
特に冷え込みやすい深夜~早朝は、日中よりも時間が少ない割に電気代が高い傾向にあります。実際に「30分でこまめに入り切り」での1時間当たりの電気代を計算してみると、深夜~早朝が約33円、日中が約25円、夜間が約23円です。
 
上記結果から電気代を抑えたいなら、つけたままにしておくほうが効率はいいといえるでしょう。
 

冬の電気代が高いといわれる理由

冬の電気代が高くなるのは、外気温と設定温度の差が大きいことが理由の一つです。
 
温度差が大きいと、部屋を暖かくするのに消費電力が多く必要になります。夏よりも冬のほうが寒暖差が大きいため、余計に冬の電気代が高くなると考えられるでしょう。
 
エアコンにかかる電気代を安く抑えるには、こまめにエアコンを掃除して、フィルターを清潔に保つことが効果的です。エアコンにほこりや汚れがたまっていると、暖房効率が悪くなり余分な電力を消費して電気代も高くなります。
 
ほかには、室外機の周りに物を置かない、設定温度を低くするなどを意識して消費電力を抑えましょう。
※出典:経済産業省 資源エネルギー庁「無理のない省エネ節約」
 

エアコンの暖房は「つけっぱなし」のほうが電気代は安い

今回の結果から、エアコンの暖房はこまめにON/OFFするよりも、つけたままにしたほうが電気代は安くなることが分かりました。
 
短時間の外出ならエアコンは消さずにつけたままにしておくと、無駄な電力を節約できるでしょう。
 
さらに、エアコンの使い方を工夫するだけでも電気代は抑えられます。今回ご紹介した方法を実践しながら、冬の電気代を安く済ませましょう。
 

出典

ダイキン工業株式会社 mission5-2 エアコン暖房を「つけっぱなし」にするのと「こまめに入り切り」するのでは、どちらの電気代が安くなるの?

経済産業省 資源エネルギー庁 家庭向け省エネ関連情報 無理のない省エネ節約

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

ライターさん募集