更新日: 2024.03.15 その他家計

職場で毎日「お菓子交換」があり辛いです。5人分で「年4万円」超かかるのですが、もう家にある「ミカン」を持っていって大丈夫でしょうか…?

執筆者 : 佐々木咲

職場で毎日「お菓子交換」があり辛いです。5人分で「年4万円」超かかるのですが、もう家にある「ミカン」を持っていって大丈夫でしょうか…?
経験のない人はビックリするかもしれませんが、習慣として従業員同士のお菓子交換が日常化している会社があります。もちろん会社がお菓子交換規定を定めているわけではなく、従業員の誰かが始めた習慣が当たり前となり、その会社で円滑に働くのであれば、参加せざるを得ない状況になったといったところでしょうか。
 
ただ、フルタイムで働くのであれば週5日程度は出勤するので、毎日お菓子を持参するとなると結構な費用負担になります。本記事では、年間にかかっているであろうお菓子代と、その習慣から脱する方法を考えてみましょう。
佐々木咲

執筆者:佐々木咲(ささき さき)

2級FP技能士

年間にかかるお菓子代は4万円超

それではまず、職場のお菓子交換に使うお菓子代に年間いくら使っているのかを計算してみましょう。お菓子交換は毎日5人に対して行われ、月の出勤日数は20日とします。
 
毎日お菓子交換をしているということは、市販されている大抵のお菓子は食べていると考えられ、スーパーで売っているお菓子を毎回持って行っては面白くないかもしれませんね。週に1日は少し高価なお菓子を持って行くことにしてみましょう。
 
【月16日分】
持参するお菓子は市販されているファミリーパックを利用するものとします。本記事では、Amazonで販売されている「不二家 カントリーマアム 19枚×4袋」1555円(2024年3月8日時点)で計算します。
 
1555円÷4袋÷19枚=1枚当たりの金額約20円
約20円×5人×16日×12ヶ月=約1万9200円

 
【月4日分】
週1日はちょっとよいお菓子ということなので、1個100円で計算してみましょう。
 
100円×5人×4日×12ヶ月=2万4000円
 
年間にすると、約1万9200円+2万4000円=約4万3200円のお菓子代がかかっている計算結果となりました。
 

お菓子交換から脱する方法

職場のお菓子交換に年間4万円超も使っていると、「何のために働いているのか」と思う人もいるでしょう。ただ、その会社で波風立てずに働くためにはお菓子交換が必要となると、難しいところですね。1日分でも浮かせようと、家にあるミカンを持って行こうとする気持ちもわかります。最後に、差しさわりなくお菓子交換から脱する方法を提案します。

●ダイエット中と言って断る
●たまにお土産を買ってくる
●上司に相談する

1つ目は、お菓子交換が始まりそうになったら「私ダイエット始めたの」と言うのはどうでしょうか。相手の人たちも、そう言われたのにお菓子を押しつけることはしないでしょう。
 
2つ目は、毎日のお菓子交換の際には感謝の気持ちだけで受け取り、たまに旅行のお土産やよいお菓子で大きく返す方法です。前記の週1の少し高価なお菓子だけで対応するのもよいかもしれません。
 
3つ目は、上司に相談してお菓子交換禁止のルールを定めてもらう方法です。ただ、上司に相談したことがバレると反感を買う可能性が高いので、慎重に行わなければなりません。
 

まとめ

職場のお菓子交換から脱するためには、ダイエット中と断る、たまにお土産を渡す、上司に相談するなどで対応してみてはどうでしょうか。1回くらいであればミカンを持って行っても問題ないでしょうが、複数回行うと反感を買うかもしれません。ミカンより対処法を試すことをおすすめします。
 
執筆者:佐々木咲
2級FP技能士

ライターさん募集