更新日: 2024.04.26 働き方

ホワイトな労働環境を得るべく「国家公務員」への転職を考えていますが、実際は「激務」だったりするのでしょうか…。

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

ホワイトな労働環境を得るべく「国家公務員」への転職を考えていますが、実際は「激務」だったりするのでしょうか…。
ホワイトな労働環境と高収入を得るべく国家公務員へ転職しようか悩んでいるものの、実際は激務なのかどうか知りたい人もいるのではないでしょうか。国家公務員の仕事量は、配属先などによって異なります。本記事では、国家公務員は激務かどうかを知りたい人に向けて、国家公務員の種類の紹介をはじめ、残業時間などを解説します。
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国家公務員の種類について知ろう

一口に「国家公務員」といっても、具体的には総合職・一般職・専門職の3種類に分けることが可能です。ここでは、それぞれどのような仕事内容を担っているのかなどについて解説します。
 
・総合職とは
総合職は「キャリア官僚」と呼ばれることもある立場で、同じ国家公務員の試験でも一般職採用の試験と比べて難しい点が特徴です。試験に合格すると、中央省庁やその出先機関に勤務するケースが多く、将来の幹部候補生として扱われます。総合職職員の仕事内容としては、主に政策の企画や立案をはじめとした重要な仕事に携わる場合が多いでしょう。
 
・一般職とは
一般職についても、高い倍率の中、試験に受かった人しか就けません。試験に合格したあとは、各省庁に配属されます。
 
一般職の仕事内容は、配属先によっても変わりますが、基本的には定型的な事務作業が主となるでしょう。各省庁に配属の場合は、その省庁で取り扱っている特定の分野にかかわる事務業務を担います。また、配属先によっては、窓口業務を行う場合もあるでしょう。
 
・専門職とは
専門職は、その名の通り、行政の特定の分野で業務を担う役割を果たしています。具体的には、皇宮護衛官や財務専門官、入国警備官といった職種が挙げられるでしょう。専門職の業務では、その分野について専門的な知識や技術が求められる点が特徴です。試験は職種によって受験資格が異なり、目指す職種の試験を個別に受けなくてはいけません。
 

国家公務員は激務なのか

国家公務員が激務であるかどうかは、配属先などの状況によっても異なるため、一概にいうことはできません。勤務時間は、1日あたり7時間45分と定められていて、8時半~9時半頃が始業、17時頃が終業となっている場合が多いです。
 
ただし、配属先によっては夜勤が入る点に留意しましょう。また、時期によっては残業も発生する可能性が高いです。特に、総合職の場合は、どの省庁に配属された場合も激務になる可能性があります。国会会期中や予算編成時など、繁忙期のときは残業時間が多くなるだけでなく、場合によって休日出勤をしなくてはいけないこともあるでしょう。
 

配属先によって激務になる可能性がある

国家公務員は、ホワイトな労働環境で高収入を得られる仕事というイメージがあるかもしれませんが、国家公務員は公務員の中でも忙しいといわれています。配属先によっては激務で、残業時間が多かったり、休日出勤になったりする可能性も高いため、注意が必要です。特に、総合職の場合は、国会会期中や予算編成の時期が忙しいなど、状況によって変動があるでしょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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