節約のために「浄水ボトル」を持参しています。毎日2リットルの水を購入した場合に比べいくらの節約になりますか?

配信日: 2024.05.18 更新日: 2024.10.10

この記事は約 3 分で読めます。
節約のために「浄水ボトル」を持参しています。毎日2リットルの水を購入した場合に比べいくらの節約になりますか?
節約のために「浄水ボトル」を持参している方の中には、市販のペットボトルの水を購入するのとどちらが節約になっているのか疑問に思う方もいるのではないでしょうか。
 
また、市販のペットボトルの水を購入すると毎月の費用がかさむためできるだけ節約したいと考えるでしょう。
 
そこで今回は、水分補給のために毎日水を2リットル飲む方の場合、「浄水ボトル」で水を持ち歩くのと、ペットボトルの水を2リットル購入するのと比べるといくら節約になるかをご紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

浄水ボトルを利用する際のコスト

浄水ボトルの本体価格の相場は、約1300〜2600円となっています。ボトルとセットで水をろ過するカートリッジも必要であり、平均価格は3個入りで約1300~2500円です。
 
カートリッジの交換目安は4週間に1回で、総ろ過水量は150リットル可能です。1ヶ月に1回のカートリッジ交換が必要となるため、1年間では約5200~1万円の維持費がかかります。
 
また、浄水ボトルには水道水を入れますが、水道水1リットルは0.24円(東京都水道局の場合)です。
 
そのため、1日に2リットル分の水を飲む場合水道代は0.48円となり、1年間では約175円のコストがかかります。さらに、毎日ボトルを洗う必要もあるため、その分の手間と水道代や洗剤代も必要です。
 

2リットルのペットボトルの水にかかるコスト

2リットルのペットボトルの水を、スーパーやコンビニで購入すると約100円かかります。そのため、スーパーやコンビニで1ヶ月購入すると約3000円の費用が必要となります。1年間では約3万6500円の費用になるため、決して安いとはいえません。
 
また、2リットルのペットボトルの水は荷物にもなるため、購入するのは一苦労だと感じる方もいるでしょう。2リットルのペットボトルの水を購入するには、お金も労力も必要です。
 

「浄水ボトル」と「ペットボトルの水」のコストを比較してみた

洗浄ボトルを持ち歩くと、ペットボトルの水(100円/本)を購入する場合と比べて、年間でいくら節約できるのかを表1にまとめました。
 
浄水ボトルは1300円のもの(カートリッジは3本で1300円)と仮定し、1日2リットルの水を飲む計算です。
 
表1

水道代 その他 合計
浄水ボトル 約175円 6500円
※本体とカートリッジ代
約6675円
ペットボトル 約3万6500円 約3万6500円

※筆者作成
 
2リットルのペットボトルの水は年間で約3万6500円の費用が必要です。一方、浄水ボトルは一度購入すれば繰り返し使えます。カートリッジ代は年間約5200円、本体代と水道代を合わせると約6700円です。
 
毎日2リットルのペットボトルの水を購入するよりも3万円ほど節約できることが分かりました。ただし、購入する浄水ボトルによっても本体代やカートリッジ代は異なります。
 

浄水ボトルを持参するとペットボトルの水を購入するより節約になる可能性が高い

浄水ボトルを持参するとペットボトルの水を購入するより年間で約3万円の節約になることが分かりました。
 
浄水ボトルは本体とカートリッジさえあればおいしい水が飲めることから、節約にはもってこいのアイテムです。
 
ただし、災害や非常時には水道が使えない場合も考えられるため、浄水ボトルだけに頼らずペットボトルの水もいくらか常備しておくことをおすすめします。
 

出典

東京水道局 くらしと水道 水の上手な使い方
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

PR
FF_お金にまつわる悩み・疑問 ライターさん募集