なぜ「1000万円」を超える貯金をすると、銀行から連絡が来るの? 対策のため、口座を複数作っておくべき?

配信日: 2024.05.29 更新日: 2024.10.10

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なぜ「1000万円」を超える貯金をすると、銀行から連絡が来るの? 対策のため、口座を複数作っておくべき?
銀行の預貯金額が1000万円を超えると、銀行から連絡の電話がくる場合があります。経験のある方だと、詐欺や勧誘ではないかと怪しんだ経験も多いことでしょう。
 
そこで今回は、1000万円を超える貯金で銀行から連絡がくる理由や対処法について解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

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預金残高が1000万円以上で連絡がくる理由

銀行の預金残高が1000万円を超えた際にかかってくる電話は、以下の用件であることがほとんどです。


・ペイオフの注意喚起
・投資やローンの勧誘

それぞれ詳しく解説します。
 

ペイオフの注意喚起

ペイオフとは、万が一金融機関が破綻したときの備えとして、預金保険機構から口座人に1000万円まで預金額が保証される制度です。通常、銀行が破綻すると預けている預貯金はゼロになってしまいます。
 
しかし、ペイオフの制度を導入しておけば、一定金額は保証されるのです。そのため、1000万円以上の預貯金で銀行からペイオフの連絡がくるのは、「これ以上の預貯金は保証されません」という注意喚起を意味します。
 
つまり、ペイオフの電話は銀行側の配慮といえるでしょう。もし銀行の破綻に備える場合には、1つの口座に1000万円以上入れるのではなく、1000万円を上限にして複数の銀行口座に預貯金を分散しておくとよいでしょう。
 

投資やローンの勧誘

ペイオフ以外の目的として挙げられるのが、投資やローンの勧誘です。銀行にとって、1000万円以上の貯金がある方は大口の顧客です。
 
そのため、銀行が専売している投資商品・生命保険・ローンの勧誘をしたいと考えている可能性があります。銀行員の営業マンには、ノルマが存在します。営業成績によって自分の出世や給与が変動するため、見込みのある顧客に電話するのは定石といえるでしょう。
 

銀行から電話がきたときの対処法
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