更新日: 2024.10.10 その他家計

着ない服30着をリサイクルショップに査定に出す予定です。買い取り金額は高くないと思うのですが、高くするコツはありますか?

着ない服30着をリサイクルショップに査定に出す予定です。買い取り金額は高くないと思うのですが、高くするコツはありますか?
衣替えの季節になると、クローゼットの中に着ていない服がたくさんあり、断捨離を検討する方もいるのではないでしょうか。しかし、まだ着られそうな服をゴミとして捨てるのは、もったいないと感じてしまいますよね。ただ捨てるのではなく、リサイクルショップに買い取りをしてもらえば、節約につながるかもしれません。
 
本記事では、リサイクルショップに服の買い取りをしてもらう場合のコツをご紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

リサイクルショップの買い取り金額が安い理由

リサイクルショップに服を売りに行っても、期待するほど高く買い取ってもらえるとは限りません。人気のブランド物や希少価値の高い服以外の買い取り金額が安いことには、理由があります。リサイクルショップで販売されている服は中古品ということもあり、販売する値段が安く設定されるため、買い取り金額はさらに安く設定されることになります。
 
また、買い取った服は少しでも早く売りたいと店側が思っているため、消費者の購買意欲が湧く低価格の設定にしていることがほとんどです。そのほか、リサイクルショップを運営するには店舗家賃や人件費などかかるため利益を上げる必要があり、買い取り価格はできるだけおさえる必要があるのです。
 

買い取りしてもらう際の流れ

リサイクルショップで買い取りをしてもらう際には、服を店舗へ持って行き、査定をしてもらう必要があります。この買い取りをしてもらう作業が、売る側(がわ)の1番の手間といえるでしょう。買い取りをしてもらう際の一般的な流れは次の通りです。
 

  • 売りたい商品を店舗へ持っていく
  • スタッフに服を渡し、査定してもらう
  • 査定額に納得すれば「本人確認書類」を提出し、手続きする
  • 手続きが完了したらその場で現金にて支払いされる

 
買い取りをしてもらう際は、店舗まで持って行くことや本人確認が必要です。査定後の買い取り額が予想以上に低かった場合、節約するメリットよりも手間のかかるデメリットの方が大きいと感じる可能性もあるでしょう。
 

リサイクルショップで少しでも高く売るポイント

リサイクルショップで少しでも高く売るポイントは次の通りです。
 

・トレンドの服を早く売る(製造から2~3年が目安)
・店舗で実施されている買い取りキャンペーンやクーポンなどを利用する
・シーズン前に売る

 
衣料品には、買い取りにベストシーズンが存在します。アイテムが必要になる少し前に買い取りしてもらうことで、値段が付きやすくなることが特徴です。買い取りのベストシーズンは表1を参考にしてください。
 
表1

買い取りベストシーズン
春物 1~3月
夏物 4~7月
秋物 8~9月
冬物 10~12月

※筆者作成
 
ただし、表1のベストシーズンは、気候や地域により異なるため、買い取りを依頼する前に調べてみましょう。
 

少しでも高く買い取ってもらうコツ

服を買い取ってもらう際、少しでも高く買い取ってもらうには、気を付けるポイントがあります。衣服の場合、清潔であることはもちろん、クリーニングの袋のまま持ち込むと印象はアップします。
 
また、ボタンが取れていたりシミや傷が付いていたりすると買い取り価格は下がるでしょう。喪服などは、シーズンに関係なく買い取り金額が高い場合が多いということも特徴です。
 

リサイクルショップに持っていく手間が面倒でなければ買い取りしてもらっても損ではない!

節約のためにリサイクルショップで服の買い取りをしてもらっても、期待するほど高い金額にはならないことが多いでしょう。リサイクルショップに持って行く手間を考えると、少量の買い取りはおすすめできません。
 
ただし、まとめて査定してもらうことで査定額が高くなる可能性があるため、リサイクルショップに持って行くことが手間ではなく、処分したい服が大量にある場合にはリサイクルショップを利用することも1つの手です。
 
節約の目的でなく「今すぐに収納場所を確保したい」「地域によって大量の服を処分するには資源ゴミとなる」といった方にはメリットといえます。査定に出す前には、買い取りシーズンに適しているか、状態のよいものを選択できているかなどを確認して、少しでも高く買い取ってもらえるような準備をしてから持ち込むようにしましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

PR
FF_お金にまつわる悩み・疑問 ライターさん募集