パートとして働く母の昼食は「白米1合半」のみなので心配です。おかずを1品買っても、十分な節約になりますよね?

配信日: 2024.06.23 更新日: 2024.10.10

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パートとして働く母の昼食は「白米1合半」のみなので心配です。おかずを1品買っても、十分な節約になりますよね?
自分の母親が職場に持ち込むランチが「白米1合半」だった場合、不安になる方も多いと思います。そんなときは、おかずを1品加えることを提案するべきかもしれません。
 
おかずを加えることで、適度な栄養補給ができ仕事のパフォーマンス向上にも繋がります。おかずを1品追加するだけでも、健康的な食生活と節約の両立は十分可能です。この記事では、その具体的な方法をご紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

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白米のみの食事は栄養不足

白米のみでの食事は、一見節約になるように見えますが、栄養面では問題があります。
 
白米は炭水化物が主な栄養素で体のエネルギー源となりますが、ビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養素がほとんど含まれていません。具体的には、白米には以下の栄養素が含まれています。


・体を動かすエネルギー源となる「糖質」
・整腸作用などの効果が期待できる「食物繊維」
・筋肉やホルモンのもととなる「たんぱく質」
・糖質の代謝に関わる「ビタミンB1」
・骨の健康を維持に欠かせない「マグネシウム」

しかし、これらの栄養素だけでは、人間の体が必要とする全ての栄養素を摂取することはできません。白米は炭水化物が主成分でエネルギー源となりますが、ビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養素がほとんど含まれていません。
 
これらの栄養素は、体の正常な機能を維持するために必要です。そのため、白米のみの食事を続けると、栄養素が不足し、体調を崩す可能性があります。白米のみの食事を長期的に続けると、以下のような健康リスクが考えられます。
 

・栄養素欠乏症

特にビタミンB1、鉄、カルシウム、食物繊維などの不足が懸念されます。ビタミンB1不足は脚気を、鉄不足は貧血を、カルシウム不足は骨粗鬆症を食物繊維不足は便秘や腸内環境の悪化を引き起こす可能性があります。
 

・肥満・糖尿病

白米は糖質が多く、食べ過ぎると血糖値が急上昇し、インスリンの分泌を促します。インスリンは余分な糖質を脂肪に変換するため、白米のみの偏った食事は肥満や糖尿病のリスクを高める可能性があります。
 

・生活習慣病

上記の栄養素欠乏症や肥満・糖尿病は、高血圧、脂質異常症、心疾患などの生活習慣病の発症リスクを高めます。
 
健康を維持するためには、バランスのよい食事が重要です。白米だけでなく、野菜・肉・魚・卵・大豆製品など、さまざまな食品を組み合わせて食事をすることがおすすめです。
 

玄米や雑穀米を取り入れるのもおすすめ

白米だけでなく、玄米や雑穀米を食事に取り入れることは、栄養バランスを改善するためにもよい方法です。玄米は白米に比べて食物繊維が豊富で、ビタミンやミネラルも多く含まれています。
 
これらの栄養素は、体の正常な機能を維持するために必要です。また、雑穀米にはさまざまな種類の穀物が含まれており、異なる栄養素を摂取可能です。
 
穀物を白米と一緒に食べることで、栄養バランスを改善し、健康的な食生活を送ることができます。また、玄米や雑穀米は満腹感が長続きするため、食事の量を自然と減らすことができ健康的な体重管理にも役立ちます。
 

低コストで栄養バランスの取れたおかずを作る方法

手頃な価格の食材を使って、おかずをまとめて作り置きする方法です。週末に作り置きしておけば、平日にお弁当や夕食のおかずとして便利に活用できます。また、冷凍食品をうまく利用するのも一案です。冷凍野菜や魚介類、大豆製品など、手軽に栄養を補えるアイテムが豊富に揃っています。
 
旬の食材を積極的に取り入れることも効果的です。旬の食材は栄養価が高く、価格も比較的安いため、節約しながら健康的な食事を摂れます。仮におかず一品に200円かけたとしても、週5日の労働を4週続けた場合にかかるおかず代は4000円となり、多額の出費にはならないでしょう。
 
さらに、スーパーのポイント制度を活用し貯まったポイントを食費に充てることで、家計の節約ができます。インターネットや書籍に掲載されている節約レシピを参考にして、低コストで栄養バランスのよい食事を作ることもおすすめです。
 

おかずを1品添えるだけで栄養満点に

白米のみの食事は栄養バランスが偏り、健康リスクを高める可能性があります。しかし、おかずを1品追加するだけでぐっと改善できます。病気のリスクも下がるので余計な医療費もかからず節約にもなるのです。
 
作り置きや冷凍食品の活用、自炊などの方法を組み合わせることで、節約しながら栄養価の高い食事を摂ることができます。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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