更新日: 2024.10.10 家計の見直し
子ども2人で「1部屋」って可哀想ですか? 家賃を安くするために部屋数を最小限にしたいです
賃貸で部屋数を増やすと家賃が高くなる場合が多いので、節約のために1部屋を2人で使ってもらうのであれば、ベッドの配置などに工夫が必要です。
今回は、子ども部屋が必要と考えている方の割合や、1部屋を2人で使う方法などについてご紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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子ども部屋が必要と考えている方はどれくらい?
株式会社groove agentが2022年に30~40代の既婚女性1000人へ実施した「子ども部屋についてのアンケート調査」によると、「子ども部屋は必要だと思う」と回答した方は84.8%でした。
理由としては、「プライバシーの尊重」が45.8%と最も高く、次いで「自立心や自己管理能力が身に付く」が27.0%の結果です。さらに、子ども部屋が必要な年齢としては小学校高学年が40.0%で最も多い回答でした。
アンケート結果から、子どもが10歳前後になったころから、プライバシーや自立心の確保のために、子ども部屋が必要と考えている方が多いことが分かります。
また、子ども部屋の広さとしては6畳は必要だと考えている方は54.6%いました。もし賃貸で子ども部屋が必要だと考えるのであれば、部屋の広さについても確認することも大切でしょう。
1部屋を2人の子ども部屋として使う方法
もし1部屋を2人の子ども部屋にする場合は、ベッドを2段ベッドにしたり勉強スペースとベッドが一体になったシステムベッドを使用したりすると、スペースを確保しやすいでしょう。ほかにも、ベッドは置かず布団を床に敷いて、使わないときは収納する形にすると、部屋を広く使えるでしょう。
どのスタイルにするかは、子どもの年齢や部屋の位置、部屋の状況などで判断するといいでしょう。例えば、エアコンの近くにしかベッドを置けない場合、二段ベッドにすると上の段の子どもはエアコンが直接当たりやすくなるので風邪をひく可能性がある点にも注意が必要です。
また、子どもの年齢にもよりますが、リビングを勉強場所にすると部屋に勉強机を置く必要がありません。子ども部屋の空いたスペースをおもちゃ置き場などに有効活用できるでしょう。
子ども部屋を2人で1部屋にするなら配置に注意
株式会社groove agentのアンケート調査によると、子ども部屋を必要と考えている方は84.8%でした。しかし、子どもが2人いて子ども部屋を1部屋にした場合と2部屋にした場合では、家賃が大きく異なってくる可能性があります。子ども部屋を与えたいもののなるべく節約もしたいというご家庭もあるでしょう。
子ども部屋を2人で1部屋使う場合は、二段ベッドやシステムベッドなどを利用すると、6畳程度のスペースでも2人で使用できるでしょう。また、異性同士の子どもならパーティションなどを用いて部屋を区切る方法も有効です。
出典
株式会社groove agent【約8割が「必要」と回答】子ども部屋の必要有無/いつから必要か/広さ/それぞれの理由のアンケート調査結果。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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