今年新居に引っ越し予定です。家具一式を「中古」で揃えた場合、「新品」と比べてどれくらい節約できますか?

配信日: 2024.07.11 更新日: 2024.10.10

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今年新居に引っ越し予定です。家具一式を「中古」で揃えた場合、「新品」と比べてどれくらい節約できますか?
新居への引っ越しは、多くの新しい家具や家電を購入する絶好の機会ですが、これらの費用が家計を圧迫することがあります。
 
そのため、中古の家具を選択することは、購入費用を削減する方法の1つといえるでしょう。そこでこの記事では、家具一式を「中古」でそろえた場合と「新品」で購入した場合を比較してどれくらい節約できるのかを詳しく分析します。
 
さらに、中古品を購入する際のメリットやデメリットについてもまとめています。
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家具一式が新品だった場合の家具の値段の相場

家具は人により必要となる物が異なります。今回は家具一式として、ベッド、収納、ソファ、テーブル、カーテンを購入したと仮定して計算します。
 
複数サイトによるとベッドの相場は2万円~5万円、収納は1万5000円~5万円、ソファは5万円~6万円、テーブルは2万5000円~3万5000円、カーテンは6000円~1万円ほどです。
 
上記の相場を基に家具一式を一度に購入したとすると、11万6000円~20万5000円ほどの費用がかかります。家具は店舗ごとに料金の幅があり、セールなどを行っていると費用をおさえて購入できる場合もあるため、参考程度にしてください。
 

家具一式が中古だった場合の家具の値段の相場

今回は前章と同様に、家具一式としてベッド、収納、ソファ、テーブル、カーテンを購入したと仮定して計算をします。
 
複数サイトによるとベッドの相場は1万円~2万円、収納は1万円~3万円、ソファは1万円~4万円、テーブルは2万円~3万円、カーテンは5000円~1万円ほどです。
 
こちらも上記の相場を基に家具一式を一度に購入したとすると、5万5000円~13万円ほどの費用がかかります。
 
なお中古の家具の場合は、ご自身が購入したいタイミングに商品の在庫がない場合があります。新品の商品は取り寄せや出荷待ちなどが可能ですが、必ず在庫があるとは限らないので注意しましょう。
 

家具一式が新品だった場合と中古だった場合の値段の比較

新品で家具一式を一度に購入したとすると、11万6000円~20万5000円程度の費用がかかることが分かりました。一方中古で家具一式を一度に購入したとすると、5万5000円~13万円程度の費用がかかる可能性があります。
 
差額を計算すると、6万1000円〜7万5000円となるため、家具一式を購入する際に中古商品を利用した場合、費用をおさえられていると考えられます。ただし、中古商品の中には割高なビンテージ商品もあるので、よく見て商品を購入するとよいでしょう。
 
なお、今回ご紹介した相場はあくまで目安として参考にしてください。
 

中古家具のメリット・デメリット

中古家具のメリットとデメリットを、以下の表1にまとめました。
 
表1

メリット デメリット
・費用をおさえられる傾向がある
・掘り出し物が見つかる可能性がある
・環境に優しい
・汚れやにおい、傷がある場合がある
・種類が限られる
・保証書や取扱説明書が付属していないことがある
・寿命が短く、短期間で買い替える場合もある

※筆者作成
 
表1から、中古品ならではのデメリットがありますので、無理をせずに利用するとよいでしょう。また昨今はインターネット上でも家具の中古販売が行われていますが、実物を見てから購入すると、トラブルが少なく済むでしょう。
 
家具を一式購入する際に参考にしてください。
 

家具一式を中古で揃えると、新品の場合と比較して約6万円~8万円節約できる可能性がある

家具一式を中古でそろえる場合、新品でそろえた場合と比較して約6万円~8万円の差が生じることが分かりました。家具一式を購入する際に中古商品を利用した場合、費用をおさえられているといえるでしょう。
 
中古の家具は、メリットとして費用をおさえられたり、掘り出し物が見つかったりする場合があります。一方で、保証書や取扱説明書が付属していないことがあったり、寿命が短く短期間で買い替える場合があったりというデメリットが挙げられます。
 
中古の家具は購入する際に実物をよく見ないと、後悔する場合もありますので、よく考えてから購入するようにしましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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