更新日: 2024.10.10 その他家計

スーパーのカットフルーツの価格を知りたい!カットフルーツが環境に優しい理由って本当?

スーパーのカットフルーツの価格を知りたい!カットフルーツが環境に優しい理由って本当?
スーパーのカットフルーツはカットしていない状態のフルーツより値段が高いイメージがありますが、お得なフルーツはあるのでしょうか。
 
今回は、カットしていないフルーツとカットフルーツの値段を比較してどっちがお得なのか紹介します。また、環境に優しい理由についても合わせて紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

カットしていないフルーツとカットフルーツ、どっちがお得?

実際のところ、カットしていないものとカットしてあるものではどちらがお得に買えるのでしょうか。ここでは、「リンゴ」と「パイナップル」と「スイカ」の値段について見ていきましょう。
 

リンゴ

リンゴの全国平均相場は6月24日現在、1kg当たり523円で、トップバリュのカットされたリンゴは1パック60gで98円でした。カットされていないリンゴとカットされたリンゴの1g当たりの価格を表1にまとめました。
 
表1

カットされていないリンゴ カットされたリンゴ
1g当たりの価格 0.523円 1.633円

※「アグリネ」と「トップバリュ」を基に筆者が作成
 
1g当たりの価格を見てみると、カットされたリンゴの方が「1.11円」高い結果となりました。リンゴは1玉買った方がお得です。
 

パイナップル

パイナップルの全国平均相場は6月24日現在、1kg当たり316円で、トップバリュのカットされたパイナップルは1パック100gで158円でした。カットされていないパイナップルとカットされたパイナップルの1g当たりの価格を表2にまとめました。
 
表2

カットされていないパイナップル カットされたパイナップル
1g当たりの価格 0.316円 1.58円

※「アグリネ」と「トップバリュ」を基に筆者が作成
 
1g当たりの価格を見てみると、カットされたパイナップルの方が「1.264円」高い結果となりました。パイナップルは皮がかたくカットが大変なので、これくらいの差であれば、カットされたパイナップルを購入して手間を省いた方がいいともいえそうです。
 

スイカ

スイカの全国平均相場は6月24日現在、1kg当たり359円で、トップバリュのカットスイカは1パック250gで298円でした。カットされていないスイカとカットされたスイカの1g当たりの価格を表3にまとめました。
 
表3

カットされていないスイカ カットされたスイカ
1g当たりの価格 0.359円 1.192円

※「アグリネ」と「トップバリュ」を基に筆者が作成
 
1g当たりの価格を見てみると、カットされたスイカの方が「0.833円」高い結果となりました。スイカは1玉買った方がお得ですが、パイナップルと同様、カットするのが大変です。また、1玉だと食べきれない可能性もあるため、カットされたスイカを購入した方がいいかもしれません。
 

カットフルーツが環境に優しい理由

近年、SDGsに取り組むスーパーマーケットが増えてきているのではないでしょうか。
 
埼玉県を地盤とする「ヤオコー」では、スーパーマーケットの経営を通して、国の目標である「2030年温室効果ガス46%削減、2050年カーポンニュートラル」に向け、環境目標を設定しています。「ヤオコー」が取り組んでいることの一つは、食品リサイクルです。
 
「ヤオコー」では、カットフルーツとして商品化する過程で出た可食部の端材をドライフルーツとして商品化しています。SDGsでいうと12項目目の「つくる責任、つかう責任」に当たります。
 

カットフルーツは場面に応じて購入することで価値が出る

カットされていないフルーツとカットされたフルーツの価格差は、1g当たりに直すと1円前後でした。スイカはその大きさから断然1玉買った方がお得です。
 
ただし、1人暮らしだったり、家族の中で食べる人が少なかったりする場合は、スイカを1玉買うのは避けた方がいいでしょう。パイナップルやスイカは、量も多くカットがしにくいです。
 
「手間を省きたい」「果物を無駄にしたくない」という人には、カットフルーツの購入をおすすめします。特別な日などに買うと、ちょっとした贅沢感も味わえてよいのではないでしょうか。
 

出典

アグリネ リンゴの価格
トップバリュ おいしさそのままカットりんご
アグリネ パイナップルの価格
トップバリュ おいしさそのままカットパイン
アグリネ スイカの価格
トップバリュ カットフルーツスイカブロック
ヤオコー 環境 当社の取り組み 食品残渣削減
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

PR
FF_お金にまつわる悩み・疑問 ライターさん募集