リモートワークの日は「コーヒー1杯」でカフェに滞在します。自宅で過ごす場合と比べ、どれだけ節約になっているでしょうか?
配信日: 2024.07.24 更新日: 2024.10.10
リモートワークは自宅だけでなく、カフェやコワーキングスペースなどさまざまな場所で行えます。最近では、カフェにおいても電源やWi-Fiを完備しているところもあり、快適に仕事ができる場所も増えています。
そのようななかで、自宅で仕事をした場合とカフェで仕事をした場合、どちらのほうが費用を安く済ませられるか気になる方もいるかもしれません。
本記事では、自宅で仕事をする際の水道光熱費とカフェで過ごす場合の費用を比較し、どちらのほうが節約になるのか解説します。また、カフェでリモートワークをする場合の配慮すべき点についてもご紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
1ヶ月の水道光熱費の平均とカフェメニューでの比較
単身世帯における1ヶ月の水道光熱費の平均と、カフェでコーヒーを1杯頼んだ場合について比較します。
・単身世帯の1ヶ月の水道光熱費の平均
総務省統計局の「家計調査報告(家計収支編)2023年(令和5年)平均結果の概要」によれば、単身世帯の光熱・水道費の月平均額は1万3045円です。そのため、1日で考えると約435円となるでしょう。
・カフェでコーヒーを1杯頼んだ場合の費用
あるカフェでコーヒーを頼んだ場合、サイズにもよりますが費用は300円〜420円ほどです。1杯頼んで長時間滞在する場合、追加でオーダーしなければこの値段のみとなるでしょう。
以上を比較すると、カフェで過ごしたほうが約10円〜100円安くなることが分かります。次項で、カフェで仕事をする際の注意点を解説します。
カフェでリモートワークをする際のマナーや注意点
カフェでは、コーヒーを楽しみながらゆっくり過ごす方もいれば、仕事を行うためにカフェを利用する方もいます。さまざまな目的のお客さんがいるからこそ、カフェでリモートワークをする際には以下のような注意が必要です。
・混雑時は避ける
カフェの回転率が悪くなり、店にとって不利益となったり、ほかの利用者に迷惑がかかったりするおそれがあるため、混雑時は避けたほうがよいでしょう。
・オンライン会議や電話はしない
店内での会話がほかの利用者の迷惑になる可能性があります。また、仕事に関する機密情報や自分の属性情報などがほかの利用者に知られてしまうリスクもあります。
・長時間の滞在をする場合には、追加注文をする
追加注文をすることで、店への不利益を少なくできます。
・カフェによって利用時間の制限がある場合には、それに従う
カフェによっては滞在時間に制限を設けている場合もあります。リモートワークを利用する際には、利用できる時間についても確認しておきましょう。
以上の点を意識し、店側も自分も気持ちよくリモートワークを行うことが大切です。また、カフェ以外にもコワーキングスペースやカラオケといった場所でもリモートワークが可能です。自分の行いたい仕事や、費用面などからどの場所を利用するか検討するとよいでしょう。
自宅でリモートワークをする場合の光熱費と、カフェで1杯頼む場合の費用の差は約10円~100円
自宅でリモートワークをする場合には1日あたり約435円、カフェでコーヒーを1杯頼んで滞在する場合には300円~420円ほどの費用です。そのため、カフェでリモートワークをしたほうが費用は安く済みますが、店側に迷惑をかけてしまうおそれもあります。
もし滞在時間が長くなりそうな場合には、追加注文をしたり、店が混雑していないか確認したりするよう心がけましょう。また、カフェのほかにもリモートワークに適した場所が多くあります。必要に応じて、仕事をする場所を選択しましょう。
出典
総務省統計局 家計調査報告(家計収支編)2023年(令和5年)平均結果の概要 Ⅱ 総世帯及び単身世帯の家計収支(2) 単身世帯の消費支出は実質0.2%の減少となり、3年ぶりの実質減少 表Ⅱ-1-2 消費支出の費目別対前年実質増減率 -2023 年-(14ページ)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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