更新日: 2024.10.10 その他家計

夏休みは毎年「子どもの食費」に悩まされます…… 物価高で値上げされたのでなおさらですが、皆どうしているのでしょう?

夏休みは毎年「子どもの食費」に悩まされます…… 物価高で値上げされたのでなおさらですが、皆どうしているのでしょう?
夏休みになると、旅行や帰省などのイベントにかかる出費だけでなく、家族が自宅にいる時間が増加し、食費が増えることで悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
 
そこで本記事では、夏休みの子どもの食費について解説します。夏休みに食費が増える背景や食費の考え方などについても解説するため、夏休みの計画を立てる際の参考にしてみてください。
FINANCIAL FIELD編集部

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夏休みに食費が増える理由

夏休みに食費が増える大きな理由として、子どもたちの給食がなくなることが挙げられます。
 
夏休みになると、子どもたちが自宅にいる時間が増えるため、昼食の準備や買い物が必要です。しかし、暑い日が続くと気力や体力が落ち、料理を作るのが面倒になってしまうこともあります。そのため、スーパーの総菜や外食などに頼りがちになるケースも珍しくありません。
 
スーパーの総菜や外食が多くなると、食費が増えます。食費の増加により、予定していたイベントができなくなる、毎月の支払いが難しくなるなど、家族の計画や家計に影響を与えてしまうケースもあるでしょう。
 
せっかくの夏休みに、食費のことで雰囲気が悪くならないために、夏休みの食費についてしっかりと検討することが大切です。
 

夏休み中の食費は特別費にしよう

夏休み中は家族がそろうこともあり、さまざまなイベントに関する出費が発生します。イベント関連の出費と同様に、夏休み中に増える食費分を特別費として考えておくことで、予算取りしやすくなるでしょう。
 
また、イベントが多いために普段どおりの食事の支度ができないケースも少なくありません。食費の節約は必要ですが、やりすぎると精神的に疲れてしまうでしょう。「節約しなければ……」と自分を追い詰めないためにも、弁当や総菜の購入費、外食費は必要経費と割り切ってしまうことも大切です。
 
昼食代がかかることによって食費が増加するものの、帰省や旅行に出掛けるなど、それほど食費がかからない時期もあります。食費の増加時期と減少時期を相殺することで、毎月の食費と同じくらいの予算に収めることを目安にしてみましょう。
 

追加で必要な食費を計算する

昼食代が不要な時期を考慮しても食費が予算内に収まらない場合には、事前に必要な食費を計算してみましょう。
 
例えば、夏休みが40日で1日あたり1500円かかるとしたら、40日で6万円必要になります。このように事前に必要な食費を計算しておくことで、予算取りもしやすくなります。夏休み中の無駄遣いを抑制しやすくなるというメリットもあるため、追加で必要な食費を具体的に考えておきましょう。
 
また、食費が増える時期と減らせる時期を相殺する方法もありますが、その場合には食費がかからない日数も計算しておくことが大切です。長期間の帰省や旅行によって、普段の食費がかからない日数を計算してみましょう。
 
追加の食費とともに計算しておくことで、家計負担を軽減するために必要な対策をあらかじめとっておけるため、安心して夏休みを過ごすことができます。
 

夏休みの食費を先取りしてストレス軽減

事前に計算した追加の食費は、必要な支出として先取りしておくことが重要です。イベントとともに特別費としてカレンダーやメモなどに記載し、支出を項目ごとに分けておくと食費を確保する際に役立つでしょう。
 
まずは、食費の先取りのためにも、夏休み中の支出について簡単にメモしておくことをおすすめします。普段の食費と比べていくら増えたか把握しておくことで、来年の夏休みの食費を先取りしやすくなります。
 
先取りする際は、ボーナスや臨時収入から優先して先取りし、夏休み中に節約ばかりを考えなくても済むように準備しておきましょう。
 

家族で予定を立てて計画的な節約を

食費だけでなく、急な出費の発生や無駄な出費を抑えるためには、家族で簡単な予定を立てておきましょう。1週間ごとの予定を大まかに決めておくだけでも、想定外の出費を避けることが可能です。
 
例えば、「週末は外食するから平日は自宅で食べる」といったように予定が決まれば、その予定に合わせたお金の管理ができるため、イベントの予定を守ることにもつながります。
 
夏休みだけでなく、長期休みや連休など家族がそろう期間には、食費が増えやすくなります。「せっかくの休みだから」という気持ちもあり、普段どおりの予算を守ることは困難です。事前に家族で予定について相談し、普段どおりの予算と同じように考えず、特別費として分けて用意しておきましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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