更新日: 2024.10.10 貯金

33歳で勤続10年、「ボーナス」は新卒の頃から「全額貯金」しています。これって逆に“もったいない”ですか? なにか有意義な使い方はあるでしょうか…?

33歳で勤続10年、「ボーナス」は新卒の頃から「全額貯金」しています。これって逆に“もったいない”ですか? なにか有意義な使い方はあるでしょうか…?
会社員として働いている人の中には、夏と冬の年2回支給されるボーナスを毎年楽しみにしている人は多いのではないでしょうか。旅行に行ったり自分へのご褒美を買ったりと、ボーナスの使い道は人それぞれ異なります。
 
中には、将来のために、予期せぬ出費に備えて、ボーナスを全額貯金する人も少なくありません。とはいえ「ボーナスを全額貯金するのは、なんだか味気ない」と思う人もいます。
 
本記事では、ボーナスを使わずに全額貯金するのはもったいないのか、ボーナスの有意義な使い道、ボーナスを貯金する人の割合を解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

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ボーナスを全額貯金するってもったいないの?

ボーナスを全額貯金するのは、決してもったいないことではありません。貯金は心の安定にもつながり、予期せぬトラブルが起こったときにも活用できます。
 
例えば、病気で仕事ができなくなったときは、給料が減額されるもしくは支給されないためお金の不安が大きいです。しかし、貯金があれば休んだ期間の生活費に充てられるため、心の安定につながります。
 
とはいえ、ボーナス全額を貯金に充てるがゆえに、自分の趣味や生活を楽しむ機会を逃してしまうこともあるでしょう。ボーナスの一部を、自分へのご褒美や旅行、投資などに使えば、心身のリフレッシュや新たなスキルの習得につながる可能性があります。
 
ボーナスの有意義な使い道を知った上で、貯金に充てるのかどうかを判断するのがポイントです。
 

ボーナスはみんな何に使っている?

それでは、ボーナスの使い道を見ていきましょう。消費者庁が令和元年7月に行った「[参考・6月(確報)]ゴールデンウィークの過ごし方及びボーナスの使途予定に関する意識調査結果」によると、ボーナスの使い道で最も多いのは、貯蓄で29.7%です。
 
続いてローンの返済が11.8%、国内旅行が11.5%、外食が8.8%となっています。ほかにも、衣類や自己投資、スポーツなどの余暇に活用されているようです。
 

ボーナスの有意義な使い方

全額貯金も良いですが、予算を決めて計画的に使うのも心身のリフレッシュにつながるためおすすめです。ボーナスの有意義な使い方として、次のようなものが考えられます。


・旅行
・生活費の補填(ほてん)
・欲しいものを買う
・いくらか投資に回す

 

旅行に使う

ボーナスを使って、行ったことがない国や場所に旅行しにいくのも有意義な使い方でしょう。普段では味わえない非日常の世界を堪能できれば、価値観が広がって新たな世界を切り開けるかもしれません。リフレッシュにもなり「仕事をまた頑張ろう」と前向きな気持ちになります。
 

ローン返済に使う

住宅や車のローン返済に使うのもおすすめです。ローンは、期間が長いほど手数料や利息がかかります。ボーナスでまとめて返済に充てれば、後から支払いに追われるリスクを減らせて、心の安定につながるため、ぜひ検討してみてください。
 
ただし、全額返済に充てると自分の趣味や余暇に使えなくなるため、バランスを考えた上で返済に充てましょう。
 

欲しいものを買う

ボーナスで欲しかったものを買うのも満足感が得られるため、良い使い道でしょう。これまで節約のために我慢していたアイテムはありませんか? 思い浮かぶアイテムがあれば、自分へのご褒美として思い切って購入してみると日々のモチベーションがアップします。
 

いくらか投資に回す

株式や不動産などの投資に回せば、将来の貯蓄や老後の資金を増やせます。貯金だけでは得られないリターンを狙うことで、資産を増やすのも賢い方法です。
 
ただし、安全かどうかを見極める必要があるため、リスクを分散させながら運用しましょう。
 

ボーナスを全額貯金しても良いが、有意義に使う方法もある!

ボーナスを貯金する・していると答えた人の割合は全体の約30%で、全額貯金は決してもったいないと感じる必要はありません。将来のために貯金する人は多いです。
 
ただし、ボーナスの一部を自分へのご褒美や旅行に使うのも有意義な方法です。使いすぎないように予算を決めながら、有効活用していきましょう。
 

出典

消費者庁 [参考・6月(確報)]ゴールデンウィークの過ごし方及びボーナスの使途予定に関する意識調査結果
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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