更新日: 2024.08.10 その他家計

20代の男性会社員です。「1000円以内でランチ」を食べられる店が少なくて困っています。弁当を持参するのは外回りの仕事で難しいのですが、ほかに節約する方法はありますか?

20代の男性会社員です。「1000円以内でランチ」を食べられる店が少なくて困っています。弁当を持参するのは外回りの仕事で難しいのですが、ほかに節約する方法はありますか?
日々外回りをしている会社員の方にとって、ランチ休憩は貴重な癒やしの時間です。しかし、「外食店はどこも高くてランチ代が負担」「食費を節約したい」などと感じている方も多いでしょう。
 
そこで本記事では、働いている20代男性の平日ランチの平均額や、弁当持参以外でランチ代を節約できる方法をご紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

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働いている20代男性のランチ代はどのくらい?

株式会社リクルート(東京都千代田区)の調査・研究機関であるホットペッパーグルメ外食総研は毎年、「有職者のランチ実態調査」を発表しています。2024年3月に実施した調査では、働いている人の平日ランチの平均額は452円です。そのうち、20代男性の平均額は450円となっています。
 
ただし、ランチ代はどこで何を食べるかによって大きく異なります。図表1に、20代男性の平日ランチの平均額について、食べ方別に直近3年間の推移をまとめました。
 
図表1

2022年 2023年 2024年
全体 764円 493円 450円
外食 1118円 1281円 1351円
社食や学食 520円 511円 574円
コンビニやスーパーなどで購入したもの 606円 632円 631円
コンビニやスーパーなどでのイートイン 739円 855円 842円
自炊または家族などがつくった食事・弁当 442円 443円 371円

株式会社リクルート ホットペッパーグルメ外食総研「有職者のランチ実態調査」を基に筆者作成
 
昨今の物価高や食材の値上げなどを背景に、外食店内でのランチ代が年々上昇していることが分かります。1300円を超える外食を毎日続けていると、大きな出費となって家計を圧迫しかねません。
 

ランチ代の節約方法3選

外回りの合間のランチは、大切なエネルギー補給の場であり、ほっとひと息つける至福のひとときなのではないでしょうか。できるだけ出費を抑えながらもランチを楽しみ、リフレッシュしてその後の仕事に臨みたいところです。
 
ここからは、ランチ代を節約するための方法を3つご紹介します。
 

社食や学食、役所内の食堂を利用する

自社に食堂がある場合は、積極的に利用しましょう。多くの企業では、社食を福利厚生の一環として用意し、相場よりも安く食事を提供しています。
 
しかし、外回りが多い状況では、なかなか社内でランチをとれないという方もいるでしょう。そこでおすすめなのが、一般の方でも利用できる学食や役所内の食堂です。それぞれ特徴は異なりますが、低価格で栄養バランスのよい食事を提供しているところが多くあります。
 
外出先の近くに大学や役所があるときには、ぜひ利用してみてください。
 

クーポンやアプリを使う

ランチ代を少しでも節約するために、チェーン店のクーポンやアプリを活用するのもおすすめです。
 
ファストフードやファミレスの店舗は全国各地に点在しているため、外出先でも見つけやすいでしょう。お店の公式サイトにある割引クーポンを使ったり、アプリをダウンロードして特典をもらったりすることで、お得にランチを楽しめます。
 
メルマガ会員のみに限定クーポンを提供しているお店もあるため、まずは気になるチェーン店のサービス内容をチェックしてみてください。
 

コンビニやスーパーで買う

お昼どきに営業車で休憩できたり、近くに公園があったりする場合には、コンビニやスーパーでおにぎりやパン、お弁当などを買って食べるという方法もあります。
 
コンビニでも外食よりは安く済ませられますが、スーパーのほうが価格設定は低く品ぞろえも豊富なことが多いため、両方近くにある場合はスーパーを選びましょう。節約のためには、20代男性の平日ランチの平均額である450円をなるべく超えないように意識するのがポイントです。
 
可能であれば、自宅から主食のみ持参しておくのもおすすめです。あとはサラダやおかずなど好きなものだけを買えばよいので、さらなる節約につながります。
 

心身ともに健康でいられるよう、無理なく節約を続けましょう

ランチ代の節約方法はいくつもありますが、大切なのは無理をしないことです。毎日クーポンが使えるお店や学食を探し歩いていては疲れてしまい、コンビニのおにぎりばかり食べていると栄養が偏ってしまうでしょう。切り詰めようと我慢をし過ぎたストレスも加わって、心身の不調を招く恐れもあります。
 
落ち込んでいるときや疲労がたまっているときなどは、無理をせず、日々外回りを頑張っている自分へのご褒美として外食を楽しむことをおすすめします。外食が続かないよう、できるだけ1回450円を超えないように意識しながら、コツコツ節約を続けましょう。
 

出典

株式会社リクルート ホットペッパーグルメ外食総研 有職者のランチ実態調査(2024年3月実施)
株式会社リクルート ホットペッパーグルメ外食総研 有職者のランチ実態調査(2023年3月実施)
株式会社リクルート ホットペッパーグルメ外食総研 有職者のランチ実態調査(2022年3月実施)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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