夫が誕生日に「エスプレッソマシン」を買ってくれました。マシンを使って1日に1杯飲むのですが、週に1回カフェでエスプレッソを飲むのとどれくらい金額が違いますか?

配信日: 2024.08.15 更新日: 2024.10.10

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夫が誕生日に「エスプレッソマシン」を買ってくれました。マシンを使って1日に1杯飲むのですが、週に1回カフェでエスプレッソを飲むのとどれくらい金額が違いますか?
コーヒーが好きで毎日のように飲んでいる、という人は決して少なくないでしょう。
 
近年、コーヒーを取り扱うメーカーが、さまざまなタイプのコーヒーメーカーやエスプレッソマシンを販売していることから、好きが高じて、自宅でも再現しようとマシンを購入した方もいるのではないでしょうか。
 
コーヒーを自宅やお店で頻繁に飲んでいる場合、コーヒー1杯にかかる価格が具体的にどれくらいなのか、気になる方もいるかもしれません。
 
今回は、エスプレッソマシンを使って1日に1杯飲んだ場合のコストと、カフェで週に1回エスプレッソを飲む場合のコストの差について解説します。
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自宅のエスプレッソマシンで作るのと、カフェでエスプレッソを飲むのでは、どれくらい費用が違う?

コーヒーに限らず、店舗と自宅で比較すると、コストは自宅のほうが低いものです。今回は、エスプレッソマシンを使って1日1杯作る場合と、カフェで1週間に1回エスプレッソを飲む場合のコストを比較します。
 
単純に飲む数に7倍もの差があるため、エスプレッソマシンのコストパフォーマンスがカフェの1杯を上回るには、1杯のコストが7分の1以内でなければなりません。まずはエスプレッソマシンとカフェで頼んだ場合で、どれぐらいコストが違うのか比較しましょう。
 

自宅でエスプレッソマシンを使った場合のコスト

コーヒメーカーA社によると、エスプレッソやコーヒー1杯あたりのコストは、コーヒー豆を7g使った場合におよそ21〜28円、10gで30〜40円ほどといわれています。
 
コーヒーのコストはコーヒー豆の価格にもよりますが、1gあたりだいたい3円〜4円程度が相場といわれています。また前述したコストは、エスプレッソの「ソロ」(容量およそ30ml)の分です。
 
エスプレッソにはソロ以外にも2倍サイズの「ドピオ」サイズもあり、こちらは60mlであるため単純にコストが2倍かかります。自宅用のエスプレッソマシンのほとんどには、ソロモードとドピオモードが搭載されているため、どちらを選ぶかでコストが大幅に変わる点にご注意ください。
 

カフェでエスプレッソを飲んだ場合のコスト

カフェのエスプレッソといっても、店舗によって価格は異なります。表1は、とあるチェーンにおけるエスプレッソソロの価格です。
 
表1

ソロサイズの価格(税込)
B社 約410円
C社 約360円
D社 約250円

表はカフェチェーン各社の価格を参考に筆者が作成
 
使うコーヒー豆の種類によって価格は変動しますが、約250円〜410円の間が平均的といえます。このように、店舗や豆の種類によって価格に大きな差が生じるため、コストを気にしてエスプレッソを飲む場合は、価格に注目するとよいでしょう。
 
また、各店舗でドピオサイズを注文した場合、自宅で淹れる場合と違い価格が2倍に増えることはありません。そのためお店でお得にエスプレッソを飲むなら、ドピオサイズを注文するとよいでしょう。
 

自宅のエスプレッソにかかるコストはカフェの約8分の1〜13分の1

これまでのコストを比較すると、自宅でエスプレッソマシンを使って抽出したエスプレッソソロのコストは、カフェの約8分の1〜13分の1であると分かります。
 
もちろん、エスプレッソマシンは決して安い機械ではないため、自宅で淹れるには機械の購入費用や電気代もかかります。そのため、元を取るにはある程度の頻度で飲み続けなければならないでしょう。
 
また、エスプレッソにミルクを加えてラテやカプチーノといったドリンクを作る場合は、さらにコストがかかります。今回のケースのように、毎日自宅でエスプレッソを飲む場合と週に1回カフェでエスプレッソを飲む場合で比較すると、自宅でエスプレッソを入れた方が安上がりです。
 

エスプレッソは専用のマシンがないと味わえない

ドリップコーヒーであれば、インスタントコーヒーとコーヒーフィルターを使って自宅で入れられますが、エスプレッソの場合は圧力をかけて成分を抽出するため、専用のエスプレッソマシンがなければ自宅で楽しむことはできません。
 
エスプレッソマシンは決して安くはない商品であるため、高頻度でエスプレッソを飲まないのであれば、カフェでエスプレッソを頼んだ方が安上がりになる可能性もあります。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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