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更新日: 2024.08.14 貯金

社会人1年目から10年間毎月「3万円」を貯金しているという彼氏。利息を含めた貯金額は、同世代の平均より多いのでしょうか?

社会人1年目から10年間毎月「3万円」を貯金しているという彼氏。利息を含めた貯金額は、同世代の平均より多いのでしょうか?
付き合っている彼氏が毎月「3万円」をコツコツ貯金していると言っている場合、「今の時点でどれだけ貯金が貯まっているんだろう?」と疑問に思われるかもしれません。そして、たとえ相手が付き合っている彼氏であっても、貯金の金額を聞くのははばかられることもあるでしょう。
 
貯金の場合は、金融機関の利息もふまえて計算する必要があります。
 
本記事では、毎月「3万円」を毎月貯蓄した場合の利息を含めた貯金額を、同世代の平均貯蓄額と比較して解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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利息を含めた「毎月3万円×10年間」の貯金額は?

最初に、毎月3万円を貯蓄した場合、10年間でどれだけの貯金が貯まっているのかを計算します。
 
貯金の方法によって金利の相場が異なるため、ここでは10年間の定期預金で貯蓄しているものとして計算してみましょう。
 
大手銀行の10年の定期預金の金利は、0.300%前後です。金融庁の「つみたてシミュレーター」を使用して、こちらの金利で10年間貯蓄した場合をシミュレーションすると、10年間での定期預金金額の合計は約365万円になりました。細部の計算は預入時の条件によって異なるため預け入れをしている金融機関に確認する必要がありますが、10年間で得られる利息は5万円前後になるようです。
 

30代単身者の貯蓄の平均額は?

金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査(令和5年)」によると、30代の単身世帯における金融資産保有額の平均は594万円です。統計と比較をすると毎月コツコツ3万円を貯金している場合でも、平均を下回っていることになります。
 
ただし、同統計の単身世帯の中央値は、100万円となっていることから、約365万円の貯蓄がある場合、全体の上位に位置することになります。さらに、全体的に貯蓄額の多い2人以上世帯の中央値が150万円であることと比較しても、約365万円の貯金額は全体の上位といえるでしょう。
 

毎月3万円の貯金は老後以降を見据えても十分であるといえるか?

毎月3万円の貯金を22歳から定年を迎える65歳まで継続した場合の貯蓄額を前述の「つみたてシミュレーター」にて計算すると約1652万円になります。金融庁の金融審議会の報告書で「老後の30年間で約2000万円が不足する」と発表されて老後2000万円問題が話題になりましたが、毎月3万円を貯金したとしても2000万円には到達しないことが分かります。
 
さらには、上記のシミュレーションは結婚・住宅購入・教育などまとまった金額が必要になる可能性のあるケースでの支出も計算していません。これらのライフステージにおいて支出が必要となる場面や、大きな病気などのまとまった支出への対策をしながら、老後の支出についても備えるためには、貯蓄を増やすためにさらなる対策を考える必要があります。

●ボーナスなどの臨時収入を貯金する
●毎月の貯金額を増やす
●NISAやiDeCoなどを活用する
●株や不動産などの投機性のある商品を購入する

一般的にはリターンの大きな金融商品には、一定のリスクを考える必要があるといわれています。そのため、もし将来の資産が足りないと考えられる場合は、専門家に相談をしながら、必要な資金をどのように貯めるのかを考える必要があるでしょう。
 

毎月3万円を10年間貯めたら、利息も含めて約365万円になっている可能性がある

毎月3万円を10年間貯めた場合、今回参考にした0.300%の金利も含めると約365万円の貯金が貯まっている可能性があることが分かりました。約365万円の貯金額は、30代の全体の平均よりも少ない金額ではあるものの、中央値よりは多い金額であるため、比較的順調に資産を残せている方であるといえるでしょう。
 
ただし、将来のライフステージや老後に必要な資金としてはさらにお金が必要になる可能性があります。お金の貯め方にはさまざまな選択肢があるため、専門家に相談するなど信頼できる情報に基づいて対策しましょう。
 

出典

金融広報中央委員会 知るぽると 家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査]令和5年調査結果 各種分類別データ 統計表番号4 金融資産保有額(金融資産を保有していない世帯を含む)
金融庁 つみたてシミュレーター
金融庁 金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書 「高齢社会における資産形成・管理」 (3)金融資産の保有状況(16ページ)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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