更新日: 2024.10.10 その他家計

掃除機を使わず、フローリングワイパーだけで掃除する場合、年間でどれだけ節約になりますか?

掃除機を使わず、フローリングワイパーだけで掃除する場合、年間でどれだけ節約になりますか?
掃除にフローリングワイパーを利用した場合、掃除機の使用にかかるコストとどのくらい違いがあるのでしょうか。掃除機とフローリングワイパーそれぞれの年間あたりのランニングコストについて計算します。
 
フローリングワイパーを使った掃除の効果や手間の違いについても考察し、フローリングワイパーで掃除する場合のメリットとデメリットを解説します。ぜひ参考にしてみてください。
FINANCIAL FIELD編集部

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掃除機とフローリングワイパーのコストは?

フローリングワイパーは、使い捨てのシートを使用してフローリングなどのお掃除が手軽にでき、非常に便利で人気があります。掃除機と併用する方法もありますが、それぞれどのくらいコストがかかるのでしょうか。
 
掃除機とフローリングワイパーを掃除道具として、日々使用する場合のコストについて比較してみます。掃除機を使ったお掃除の場合は、掃除する時間によって異なりますが、1日6分間、強モードで掃除を行った場合の電気代は「約3円強」となるようです。月30日程度、毎日掃除を行ったとしても月々100円ほど、年間1200円程度の電気代しかかからない計算になります。
 
ただし、紙パック式の掃除機を使用する場合は、消耗品として紙パック代も別途かかります。
 
一方、フローリングワイパーのコストについても詳しく見てみましょう。フローリングワイパーには、ドライタイプとウエットタイプの2種類のシートがあります。
 
業務用のドライシートは、50枚入り12個セットで2万124円です。1枚あたりを計算すると約34円になります。ドライシートをメインに1日1枚、1年間使用すると約1万2400円のランニングコストがかかる計算です。
 
また、業務用のウエットシートは、30枚入りの4個セットで7682円で販売されています。1枚あたりで計算すると、1枚あたり約64円です。
 
掃除機の電気代とフローリングワイパーのコストを比較すると、掃除機を毎日利用するほうが断然安価であることが分かります。
 

効率的に掃除を行う手順と効果

効率よく掃除するためには、掃除機とフローリングワイパーをそれぞれ併用して使用することが有効です。正しい使用手順としては、フローリングワイパーのドライシートを掃除機をかける前に使用します。先にフローリングワイパーをかけることで、髪の毛やホコリなどをある程度除去することができます。
 
ドライシートで掃除を済ませたあとに、仕上げとして掃除機をかけます。掃除機をあとからかけることで、ドライシートで除去できなかったゴミやホコリなどを取り除きます。また、ドライシートで事前に掃除することで髪の毛や糸くずなどが掃除機に絡まりにくくなる効果もあるため、この方法はとてもおすすめです。
 
ウエットシートは、濡れた雑巾がけのような効果があるため、掃除機をかけたあとに使用しましょう。掃除機では取れない皮脂汚れや食べこぼし、飲料をこぼした跡などを手軽に掃除できます。
 

フローリングワイパーで掃除するメリット

フローリングワイパーのメリットは、掃除機よりも軽くて持ち運びやすく掃除がしやすいところや、大きな音が出ないため、時間を問わず掃除ができる使い勝手のよさにあります。
 
また、汚れが気になったときすぐに取り出せて、素早く掃除ができ、掃除機のように吸い込む掃除方法ではないことから、ホコリやハウスダストが舞い上がる心配がない点もフローリングワイパーのメリットといえるでしょう。
 

フローリングワイパーで掃除をするデメリット

便利なフローリングワイパーにも、コスト面や取れるゴミの量など掃除機には勝てない部分があります。フローリングワイパーはフローリングのような場所の掃除に適しており、カーペットやラグなどの素材や形状には不向きです。その点においてもどちらにも対応している掃除機と比べるとデメリットといえます。
 
また、紙くずなどの大きなゴミもとりづらいつくりになっています。シートの面の範囲内でしかゴミが取れないため、場合によっては何度もシートを取り替える必要があり、ランニングコストが高いところもデメリットです。
 

フローリングワイパーのみではランニングコストがかかる

毎日の掃除をコスパよく行うことを考えると、掃除機のみもしくは掃除機とフローリングワイパーを併用するなど使い分けをするほうがよいようです。夜間の掃除や、脱衣所など髪の毛のような細かなゴミがある場所はフローリングワイパーのほうが便利です。それぞれのよいところを活かしながら、効率よく掃除を行いましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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