更新日: 2024.10.10 その他家計
うちのアパートのトイレには「換気扇」がありません。この場合なにか換気対策をすべきでしょうか?また、費用はどのくらいになりますか?
「換気扇以外の換気対策が知りたい」
このようなトイレの換気に関する悩みを抱えている方もいるかもしれません。トイレをいつも清潔にしておくためにも、カビの原因となる湿気や悪臭はできるだけ取り除きたいものです。
本記事では、トイレの換気対策について、効果的な方法と費用を解説します。簡易的な対策から、換気扇の後付け工事にかかる費用まで、金額や工事の手順、注意点などを紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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トイレの換気扇の役割とは
トイレの換気扇の役割は、換気をすることによって、トイレ内の臭いやカビの原因となる湿気を取り除くことです。換気扇がない場合、臭いや湿気を外に逃せず、カビが発生する恐れがあります。
また、トイレ内で悪臭が発生すると、扉を開けるたびに臭いが漏れてしまい、ほかの部屋まで臭いが移るケースもあります。
さらに、湿気が貯まり続けてしまうことによって、カビに加えて結露が発生する原因にもつながるのです。結露を放置してしまうと、トイレ内の木材が腐食したり、さらにカビを繁殖させたりする恐れがあるため、注意しましょう。
簡易的なトイレの換気対策
自宅のトイレに換気扇がない場合は、次のような方法で換気を行いましょう。
●窓を定期的に開ける
●小型の扇風機を置く
●トイレの扉を開ける
換気扇はないものの、窓があるトレイの場合は、定期的に窓を開けて換気を行いましょう。空き具合を調整できる場合は、常に少し開けておくのもおすすめです。
トイレに換気扇や窓がない場合には、扉を開けて換気する必要があります。1日に数回を目安に扉を開ける、もしくは臭いが気になる時に開けるなどのように換気するタイミングを決めておきましょう。
扉を開けて換気する場合には、小型の扇風機を併用することでより効果的に換気できます。
換気扇を後付けする際の依頼先
トイレの換気扇を後付けする際の依頼先は、次のようなものがあります。
●ハウスメーカーやリフォーム会社
●電気工事業者
●家電量販店やホームセンター
ハウスメーカーやリフォーム会社、電気工事業者の場合には、換気扇の手配から工事まで依頼できることが一般的です。特に、トイレ本体の交換や内装リフォームなどの換気扇以外の工事も行う場合には、ハウスメーカーやリフォーム会社をおすすめします。
家電量販店やホームセンターは、実物を店舗で確認できるのがメリットです。ただし、工事に対応していない店舗も存在するため、事前に確認しておきましょう。
換気扇の種類
トイレの換気扇は、主に2種類に分けられます。
●パイプファン(壁付け型)
●ダクトファン(天井埋め込み型)
パイプファン(壁付け型)は、壁に通気孔を空けて取り付けるタイプです。手入れや取り外しが簡単なため、メンテナンス性に優れています。また、ダクトファンよりも比較的安く、安い商品で約3000円~4000円で購入可能です。ただし、強風の影響を受けやすいといったデメリットがあります。
ダクトファン(天井埋め込み型)は、天井裏にダクトを通すタイプです。パイプファンと比較すると価格が高い傾向があるものの、内装のデザイン性を損なわずに取り付けしやすく、強風の影響を受けにくいというメリットがあります。
安いものであれば1万円以下の商品も存在しますが、2万円~6万円までの商品が多く、パイプファンよりも大幅に費用がかかることを考慮しておきましょう。
換気扇の後付け費用
トイレに換気扇を後付けする際は、さまざまな費用が発生します。
●大工工事費用(通気孔を空ける、天井裏にダクトを通すなど)
●電気工事費用(換気扇の配線、コンセントの増設など)
後付けを依頼した場合には、換気扇の本体価格を含め、費用は3万円~9万円程度が目安です。ただし、トイレの内装によって施工方法や必要なダクトの長さが異なるため、目安よりも高額となるケースもあります。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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