お金がない理由1位は「食料品への出費」が原因!? 食費って月にいくらなら普通?家計をうまくやりくりする秘訣とは
配信日: 2024.08.25 更新日: 2024.10.10
アンケートの結果によると「お金がない」と感じるのは「食料品への出費の多さ」が挙げられているようですが、一般的には1ヶ月にいくらぐらいお金がかかっているのか知りたいという人も多いでしょう。
本記事では「お金がない」と感じる理由として多いものやそれぞれの平均支出額とともに、食料品への出費が原因でお金がないときのやりくり方法についてもご紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
「お金がない」と感じる理由として多いものは?
保険マンモス株式会社が2022年に実施した「お金がない状況に関するアンケート調査」の結果によると、お金がない理由ランキングの1位を占めたものが「食費」で、2位が「外食・交遊費・交際費」3位が「子供や親族にかけるお金」4位が「ファッション用品」ということでした。「食費」には、食料品のほか飲料や菓子なども含まれているようです。
また「お金がなくて一番困ったことは何か」という質問に対しては「ストレスが溜まり生活に支障が生じる」が最も多く、次いで「必要なものを購入できない」「必要な支払ができない」「満足に食事をとることができない」などがありました。
「お金がない理由」に当てはまる支出項目の平均値はどのくらい?
同アンケートで「お金がない理由ランキング」の上位を占めている支出項目について、平均値がいくらぐらいなのか確認してみましょう。
アンケートが実施された年と同じ2022年の総務省統計局の「家計調査」を基に、二人以上世帯における「食費」「外食・交遊費・交際費」「子供や親族にかけるお金」「ファッション用品」それぞれの平均値を表1にまとめました。「子供や親族にかけるお金」については「教育費」としています。
表1
項目 | 月平均額 |
---|---|
食費(外食費を除く) | 6万9583円 |
外食・交際費 | 2万2550円 |
教育費 | 1万1439円 |
被服および履物 | 9493円 |
出典:総務省統計局「家計調査年報(家計収支編)2022年(令和4年)結果の概要」を基に筆者作成
自分にとって「お金がない理由」に当てはまる項目があれば、実際の支出額と月平均額とを比べてどのくらい差があるか確認してみるとよいでしょう。
「食料品」への出費が原因でお金がないときのやりくり方法
食料品への支出が原因でお金がないときにおすすめなのは、まとめ買いをすることで買い物に行く頻度を減らす方法です。こまめに買い物に行くと余分なものを買ってしまいがちなので、週に1回など頻度を決めてまとめ買いするとよいでしょう。まとめ買いする際は、できるだけ安く保存期間が長い食材を選ぶことがポイントです。
また、買い物に行く前にリストを作成しておき、リストに載っているもの以外は買わないようにする方法も効果的です。
そのほかにも、コンビニでなるべく買わないようにする、キャッシュレスで買い物をしてポイントを貯めるなどの方法も取り入れてみましょう。
「お金がない」と感じる理由で多いのは食料品への出費|家計をやりくりするにはまとめ買いがおすすめ
日々の生活の中で「お金がない」と感じる理由として「食料品への出費」を挙げている人が多いことが分かっています。二人以上世帯における1ヶ月の食費の平均値は6万9583円なので、自分の家の食費がその金額より多いか少ないか確認してみましょう。
そのほかにも、「外食・交遊費・交際費」「子供や親族にかけるお金」「ファッション用品」などが「お金がない」と感じる理由として多いものに挙げられているため、それぞれの平均値も見ておくことをおすすめします。
食料品への出費については、食材のまとめ買いやキャッシュレスでの買い物など、お金がないときのやりくり方法を考えてみるとよいでしょう。
出典
保険マンモス株式会社 お金がない状況に関するアンケート調査(PR TIMES)
総務省統計局 家計調査年報(家計収支編)2022年(令和4年)結果の概要 I 家計収支の概況(二人以上の世帯) 1 二人以上の世帯の家計消費 表I-1-1 消費支出の費目別対前年増減率(二人以上の世帯)-2022 年-(5ページ)
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