エアコンの節電効果は「室外機」にあり⁉室内で消費電力を抑える使い方も解説
配信日: 2024.09.18 更新日: 2024.10.10
エアコンの節電効果を高めたいのであれば、室内の対策だけではなく「室外機」にも注目してみましょう。
今回はエアコンの消費電力をおさえる方法について、室外機にできる対策と室内でできる対策をご紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
エアコンの節電効果を引き出すにはどうすればよい?
エアコンの節電効果を引き出す方法のひとつに、室外機の適切な管理が挙げられます。ここでは室外機に対してできる対策と、室内でできる対策を見ていきましょう。
室外機に対してできる対策
エアコンの消費電力は、外気温と設定温度の差が大きくなるほど増えやすいとされています。そのため、室外機に対しては、できるだけ温度が上がらないようにする対策が求められるでしょう。
例えば、室外機の設置場所を直射日光が当たらない場所にできれば、太陽の光を浴びない分、外気温と設定温度の差を少なくできると考えられます。もし日陰に設置することが難しいのであれば、室外機用の日よけカバーを設置することも効果的な方法といえるでしょう。環境省によると、日よけカバーを使うことで、消費電力が20%ほどおさえられるケースがあるとのことです。
できるだけ室外機の温度が上がらないように対策することで、エアコンの節電効果をさらに引き出せるかもしれません。少しでも消費電力を下げられるよう、実際に試せるものから実践してみましょう。
室内でできる対策
エアコンの消費電力をおさえるために室内でできるおもな対策として、エアコンをつける前に窓を開けて換気する方法が挙げられています。夏場は部屋の中に熱気がこもりやすいため、帰宅後などにすぐエアコンをつけても涼しくなるまでに時間がかかる場合があります。エアコンをつける前に窓を開けて熱気を外に逃がすことで、室内を効果的に冷やすことができるでしょう。
また、エアコンは設定温度と室内の温度に差がある場合にも消費電力が増えやすいとされているため、室内の温度が高くなりすぎないように、カーテンなどで遮光するのも効果的といえるでしょう。
これらの対策を用いれば、消費電力をおさえられる可能性があるため、試してみるとよいでしょう。
エアコンの節電効果につなげるための注意点は?
エアコンの節電効果につなげるための注意点として、室外機の吹出口をふさがないようにする点が挙げられます。吹出口をふさいでしまうと室外機が放熱できなくなってしまい、冷却効果が低下するようです。そのため、室外機の周囲にあるものを避けたり、スペースを確保したりすることが重要とされています。
また、冷房時の風量は自動設定が適しているといわれています。自動設定にすることで、室内が冷えるまでは強風、冷えた後は弱風・微風と、効率よく冷えるように自動的に調整してくれます。節電しようと最初から弱風や微風に手動設定してしまうと、かえって室内が冷えるまで時間がかかってしまい、余計に消費電力が発生してしまう場合もあるようです。
ついやってしまいがちなポイントでもあるため、上記の2点に注意して、エアコンの節電効果を高められないか実践してみましょう。
エアコンの節電効果を高めるなら室外機を日陰に置いたり吹出口をふさがないようにしたりすることが重要
エアコンの節電効果を高めるのであれば、室外機に対しての対策が重要といえます。直射日光が当たるのを防いだり、吹出口をふさがないようにしたりすることが大切です。室外機を適切な状態に保っていれば、エアコンの消費電力をおさえることに役立つでしょう。
また、室外機だけでなく、室内でも消費電力をおさえる方法はあるようです。具体的にはカーテンで遮光したり、エアコンをつける前に窓を開けて換気したりする方法が挙げられています。これらのポイントを意識しながら、エアコンの消費電力を削減できるようにしていきましょう。
出典
環境省 室外機の省エネカバー(TCユニオン株式会社)の技術概要(2ページ)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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