子ども3人が毎日「お菓子」ばっかり食べてます。こんなに食べるんだったら「お菓子」を手作りしたほうが、もしかして安いですか?
配信日: 2024.09.29 更新日: 2024.10.10
そこで、手作りのお菓子がどれくらいコストを抑えられるのか、本記事で見ていきましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
子ども3人が1日100円のおやつを毎日購入した場合
子ども1人のおやつ代が1日100円で、3人分のおやつを毎日購入する場合の月間費用は以下のように計算できます。
・1日の費用(3人分): 100円 × 3人 = 300円
・月間費用(30日と仮定): 300円 × 30日 = 9000円
したがって、3人のおやつ代を毎日購入した場合、月に約9000円かかることになります。
子ども3人のおやつを手作りした場合
手作りでコストを抑えたスイーツとして、プリンやクッキーが特におすすめです。これらは大量に作れるため、費用が抑えられます。本項では、クッキーを手作りする際の費用について見てみましょう。
1人当たり10枚食べるとして、30枚のクッキーの費用は図表1の通りです。
図表1
材料 | 販売価格 | クッキー30枚分の材料費 |
---|---|---|
バター80グラム | 200グラム:438円 | 80グラム= 175.2円 |
グラニュー糖55グラム | 1キログラム(1000グラム):288円 | 55グラム= 15.84円 |
卵1個 | 10個:238円 | 1個= 23.8円 |
小麦粉150グラム | 400グラム:188円 | 150グラム= 70.5円 |
出典:イオンリテール株式会社 「イオンネットスーパー」の販売価格より筆者作成
クッキーの材料費はトータルで約285円です。したがって、1枚当たりの材料費は約9.5円になります。
手作りおやつのほうが節約になる
子ども1人がクッキーを1日10枚食べた場合、1日の費用は約90.5円になります。市販のおやつを1日100円で購入する場合と比較すると、手作りのほうが安くなります。
また、手作りすることで材料の選定もできるため、健康的なおやつを作ることが可能です。このことから、手作りのスイーツはコストパフォーマンスと健康面の両方で優れた選択肢であるといえるでしょう。
ただし、手作りおやつを毎日作るのは大変かもしれません。毎日お菓子のメニューを考えたり、作ったりする時間も必要になってきます。次の項目では、時間と手間を節約できるお菓子をご紹介します。
時間と手間も節約できる手作りおやつ
おやつといえば、甘いものを思い浮かべる人も多いかもしれません。しかし、育ち盛りの子どもにはおにぎりや、ゆでたジャガイモ・さつまいもなども立派な選択肢となります。これらは栄養価が高く、体にもよいおやつです。
果物もおやつとして最適です。バナナやリンゴなどの子どもが好きな果物も、切り方や盛りつけを工夫することで、特別感が出て喜んで食べてくれるでしょう。
ホットケーキミックスはおやつ作りの幅が広がる
おやつがワンパターンになりがちなときや、節約したいときに役立つのがホットケーキミックスです。例えば、バナナをホットケーキミックスに加えて電子レンジで加熱するだけで、簡単に作れる蒸しパンができます。
また、ホットケーキミックスにおからを混ぜれば、健康的で体にやさしいドーナツも手軽に作れます。冷蔵庫の残り物もホットケーキミックスと合わせれば、あっという間に手作りおやつに変身です。電子レンジやフライパンで簡単に作れるため、忙しい方にもぴったりです。
市販のおやつ代を節約するコツ
袋菓子を買ったときは、あらかじめ1回分の量に小分けしておくと便利です。これにより、食べ過ぎを防ぐとともに、ジッパー付きの袋やタッパーで保存すれば、乾燥や湿気によるフードロスを防ぐことができます。
また、子どもがよく食べるお菓子は、安売りやクーポン利用時にまとめ買いをしておくと、節約につながります。
一回あたりの節約金額は少ないかもしれませんが、「ちりも積もれば山となる」のことわざの通り、回数が増えるほど節約効果が高まるでしょう。チラシや提携カードの割引情報をチェックし、賢く節約することをおすすめします。
1回の節約額は少額でも、他の節約方法と組み合わせれば、大きな効果が期待できます。
手作りおやつは食費の節約につながる
手作りおやつは、費用を抑えながら、子どもに安全でおいしいおやつを提供できるよい方法です。ただし、毎日作るのは大変であるため、市販のおやつと手作りのバランスを取りながら、上手に節約を心掛けるとよいでしょう。
出典
イオンリテール株式会社 イオンネットスーパー
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー