長野出身ですが「東京の水」に体が慣れずペットボトルの水しか飲めません。年間でペットボトルの水にいくら使っているのでしょうか?
配信日: 2024.10.11
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
1日2リットルの水を飲む場合にかかる費用
1日に2リットルの水を飲む場合には、年間で730リットルの飲料水が必要です。2リットルペットボトル×6本売りの商品価格が505円とすると、1本あたりの価格は約84円です。
約84円/2リットル×365日=3万660円
ペットボトルの水を飲む場合には、年間で3万660円かかります。
東京の水道水は飲んでも大丈夫?
東京都は日本最大の都市であり、水道水の安全性に対する関心度も高い地域であるため、東京都の水道水をそのまま飲んでも問題ないようです。
東京都水道局によると、東京都の水道水は国が定める水質基準を大きく上回って検査しているようです。そのため、安全面での心配はなく、日常的に飲んでも問題はないとされています。
しかし、東京の水はおいしくないと感じる人もいるでしょう。東京の水がおいしくないというイメージは、過去の出来事が原因と考えられます。1980年代~1990年代にかけて、東京の水質が悪化した時期がありました。近代化の影響から生活排水が急増し、浄水が追いつかず河川の汚れが進行したこともあり、東京の水道水はまずいといわれるようになったのです。
しかし、現代では水道水の水質向上に力を入れています。「高度浄水処理」という新しい技術の導入により、東京の水道水はクリーンでおいしいものになったようです。
新たな技術により、微生物や有害物質をより細かく除去できるようになったため、飲料水の品質も向上しています。東京の水道水の味が苦手という方もいるかもしれませんが、実際には安全性が高く、質のいい水が供給されています。
節約のために! 東京の水道水を飲みやすくする方法
ここでは、ペットボトルの購入を控えて節約するために、東京の水道水を飲みやすくするポイントを紹介します。
冷蔵庫で冷やして飲む
水道水を冷蔵庫で冷やして飲むと、常温よりもおいしく感じられます。水道水は季節によって水温が変わり、夏場は水道水がぬるく感じることも多いでしょう。ぬるい水道水を簡単に飲みやすくするためには、冷蔵庫で冷やすのがおすすめです。
冷たい水は口当たりがよくなるため、常温よりもさわやかでおいしく感じられます。水道水を冷蔵庫で冷やしておくか、氷を加えてから飲むと、水道水独特の味やにおいが緩和され、飲みやすくなるでしょう。
水出しのお茶やフルーツウォーターにする
水道水をそのまま飲むのではなく、水出しのお茶やフルーツウォーターを作るのもおすすめです。水出しのお茶は、茶葉を冷水に浸しておくだけで完成し、渋みの少ないまろやかな口当たりを楽しめます。特に緑茶や麦茶など、冷水で抽出できるタイプのお茶は、水道水の独特なにおいを和らげてくれるでしょう。
また、カットした新鮮なフルーツやハーブを水道水に加えると、自然な香りや風味がついておいしくなります。レモンやミントは、水道水のカルキ臭さを中和してくれます。フルーツの酸味や甘さが加わることで水道水の味わいが向上し、ペットボトルの水に頼らなくても、おいしい水を作れるでしょう。
浄水器を活用する
水道水を飲みやすくするためには、浄水器を利用するのも一つの手段です。浄水器は、水道水に含まれる不純物や有害物質を除去する役割があり、より品質の高い水道水を飲めるようになります。
なお、直接蛇口につけるタイプやポットタイプなど、浄水器にはさまざまな種類があります。価格帯や機能がたくさんあるため、目的にあった商品を選びやすいのも魅力的です。浄水器を使用すれば、ペットボトルの水を購入しなくても安全でおいしい水を手軽に飲めます。
毎日ペットボトルの水を2リットル飲むと年間でおよそ3万660円かかる
水道水をそのまま飲むのに抵抗があるからといって、ペットボトルの水を毎日飲み続ければ年間でおよそ3万660円もかかります。ペットボトルの価格が変動すれば、さらに費用がかさんでしまう可能性もあるでしょう。
東京の水道水は安全性が高く、そのまま飲んでも問題ないとされています。少しでも節約をしたいのであれば、水道水を飲みやすくするためのコツを実践してみてください。
出典
東京都水道局 ハイクオリティな水質管理で安全でおいしい水道水をお届けしています
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー