バスタオルは1週間に1回しか洗わないと話したら友人に引かれました。毎日洗濯した方がよいですか?光熱費が心配です…。
配信日: 2024.10.17
今回は、バスタオルを毎日洗濯することのメリット・デメリット、毎日洗うのはなかなか難しいという方に向けた対処法などを紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
バスタオルの洗濯頻度はどのくらいが適切?
株式会社ワコールホールディングスが行った「バスタオルを洗う頻度に関するアンケート」によると、バスタオルを洗濯する頻度とその割合は以下の通りです。
・毎日洗濯する:57%
・2〜3日に1回洗濯する:28%
・週に1回洗濯する:10%
約6割の方は毎日洗濯すると回答しており、一般的な洗濯頻度は高いようです。しかし一人暮らしの場合などは、1日に出る洗濯物の量が少ないため2〜3日に1回程度まとめて洗濯する方も多いでしょう。
バスタオルを毎日洗濯するメリット・デメリット
バスタオルの洗濯頻度が高いとどのようなメリット・デメリットがあるのか、詳しく紹介します。
バスタオルを毎日洗濯するメリット
バスタオルを毎日洗濯するメリットは、おもに以下の通りです。
・雑菌の繁殖を防げて匂いや黒ずみが発生しにくい
・きれいな状態を維持して長期間使える
・お風呂上がりに清潔なバスタオルを使用できるため、肌トラブルを防げる
濡れたバスタオルを洗わずに放置すると、雑菌が繁殖してしまいます。3日間洗濯しなかった場合、細菌は数万〜数億個に増加するという調査結果もあるようです。
また、使用後のバスタオルには細菌の栄養となる汗や垢も付着しているため、放置すると肌トラブルの原因になる可能性があります。
細菌は、臭いの原因になるほかタオルの劣化も早めてしまうので、特別な理由がない限りは使用してすぐに洗濯することがおすすめです。仮に毎日洗濯できない場合にも、お風呂場に放置するのではなく、エアコンや扇風機の近くなどなるべく風通しのよい場所に干すようにしましょう。
バスタオルを毎日洗濯するデメリット
バスタオルを毎日洗濯するデメリットは、おもに以下の通りです。
・水道代や電気代などの費用がかかる
・洗濯用洗剤や柔軟剤などの消費量が増える
・洗濯回数が増えるため、手間と時間がかかる
バスタオルを毎日洗濯することで、より水道代や電気代がかかったり、洗濯時に使用する洗剤などの消費量が増えたりすることが予想されます。特に一人暮らしの場合は、洗濯物がたまっていないにもかかわらず洗濯機を回さなければならないため、もったいないと感じることもあるでしょう。
バスタオルを毎日洗濯した場合にかかる光熱費
あるメーカーのドラム式洗濯機を参考に、バスタオルを毎日洗濯した場合の1ヶ月の電気代と水道代を計算します。なお、計算する際の条件は以下の通りとします。
・洗濯機の消費電力:68キロワットアワー
・洗濯機の使用水量:83リットル
・電気料金単価:31円/キロワットアワー
・水道単価:0.2円/リットル
これを基に計算すると、電気代は1回あたり約2.1円、1ヶ月(30日と仮定)で約63円です。水道代は、1回当たり約17円、1ヶ月で約510円となります。毎日洗濯した場合の電気代と水道代を合わせると、1ヶ月で約573円の光熱費がかかります。
なお、洗濯機の消費電力は、製造会社や製品、機能によって大きく異なります。電気単価も変動があるので、参考程度にしてください。
バスタオルは細菌の繁殖を防ぐためにも、可能なら毎日洗濯した方がよい
バスタオルの洗濯頻度を減らすことで水道光熱費や洗剤などの節約に繋がります。また、一人暮らしの場合には、なかなか毎日洗濯するのは難しいかもしれません。
ただし、お風呂上がりに体を拭いたタオルを放置した場合、細菌が繁殖して衛生面が心配です。タオルの劣化を防ぐためにも、毎日洗濯することが理想です。なかなか毎日洗うことが難しい場合には、風通しのよい場所に干して早く乾かすなどの工夫をしましょう。
今回紹介したメリット・デメリットを参考に、バスタオルを可能な限り清潔に保つようにしてください。
出典
株式会社ワコールホールディングス ブラパン 聞きたくても聞けない、下着のホンネ。 バスタオルを洗う頻度はどれくらい?
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー