一人暮らしの娘が夕飯を食べに毎日「実家」に帰ってきます…1ヶ月の食費が「月4万円」かかっているそうですが、そんなにかかるものなのでしょうか?

配信日: 2024.10.20 更新日: 2024.10.22

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一人暮らしの娘が夕飯を食べに毎日「実家」に帰ってきます…1ヶ月の食費が「月4万円」かかっているそうですが、そんなにかかるものなのでしょうか?
毎月かかる食費ですが、一人暮らしの食費の平均額はいくらなのか気になる方もいるでしょう。一人暮らしでの自分の食費が「月4万円」は、平均値であるのかも気になるところです。
 
そこで本記事では、単身世帯における1ヶ月の食費の平均を解説します。食費をおさえるための工夫も紹介するので、月の食費を見直したい方は参考にしてください。
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単身世帯の食費の平均は約4万円

総務省統計局の「家計調査(家計収支編)2023年」によると、単身世帯における食費の平均は、1ヶ月で4万2049円です。男女別の食費の平均を、表1にまとめました。
 
表1

項目 1ヶ月の食費平均金額
単身世帯・男性平均 4万6879円
単身世帯・女性平均 3万7777円
単身世帯・全体平均 4万2049円

出典:総務省統計局「家計調査(家計収支編)単身世帯 2023年」を基に筆者作成
 
男性と女性で平均の額に開きはあるものの、全体平均では約4万円です。今回のケースにおいても、食費4万円は平均値であるといえます。
 
なお、食費の内訳で金額が高い項目は「外食」で9690円、「調理食品」で7618円でした。調理食品とは、お弁当や総菜など調理された食品のことです。
 
食費の平均は約4万円ですが、もちろん状況によって個人差はあります。毎月の食費はいくらかかっているのか、「外食」や「調理食品」にどれくらい使っているのかを把握してみましょう。
 

食費をおさえるための工夫とは

食費をおさえる工夫はさまざまありますが、例えば以下の方法があります。

●自炊をする
●作り置きをする
●コンビニではなくスーパーを利用する
●食費の予算を決める

次から、具体的に紹介します。
 

自炊をする

外食や調理食品は手間が省ける反面、食費を押し上げがちです。必要以外の外食を控えられれば、食費の節約に期待できます。
 
最近は、時短アイテムや便利グッズなど、調理で使えるアイテムが豊富に販売されています。積極的に利用し、なるべく手間も時間もかけずに調理できる工夫をしてみましょう。
 

作り置きをする

食品によっては、調理後に保存できるものがあります。冷凍保存なども活用して作り置きをすれば、食品ロスが防げます。作り置きは温めなおし、または解凍すればすぐに食べられるので、時間の節約にもつながるでしょう。
 

コンビニではなくスーパーを利用する

同じ商品でも、コンビニよりもスーパーの方が安く販売されていることはよくあります。
 
スーパーによっては曜日ごとに、肉や魚など特定の商品の特売をしていることもあるでしょう。また、閉店間近には割引シールが貼られるなど、お得に購入できる機会が多々あります。
 
もし、スーパー独自のポイントサービスなどがあれば積極的に利用しましょう。利用特典はサービス内容によりますが、食費に還元されることがあるかもしれません。
 

食費の予算を決める

1ヶ月の食費の予算を決めることも節約のためのポイントのひとつです。1ヶ月の食費予算を決め、さらに1週間ごとに使える食費を決めます。1週間単位であれば献立や買い物の計画も立てやすいため、食材を買いすぎることも減るでしょう。
 
あらかじめ食費を平均額より少ない金額で設定しておくことで、浮いたお金は貯蓄に回すことが可能です。計画的に食費を使う習慣が身に付けば、食費以外の収支管理でも応用できるでしょう。
 

1ヶ月における食費4万円は平均並み|工夫次第で節約できる可能性も

総務省統計局の調査結果を見ると、単身世帯の食費の平均額は1ヶ月約4万円です。ただし、工夫次第で節約は可能です。
 
まずは、自身の食費の内訳を把握しましょう。もし「外食」や「調理食品」が多ければ、自炊や作り置きをしたり、購入先をコンビニからスーパーに変えたりしてみましょう。できる範囲で楽しみながら、食費の節約を心がけてみましょう。
 

出典

e-Stat政府統計の総合窓口 総務省統計局 家計調査 家計収支編 単身世帯 詳細結果表 年次 2023年<用途分類>1世帯当たり1か月間の収入と支出 表番号2 男女,年齢階級別
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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