ワイシャツをクリーニングに出す人は全体の「8%」!? クリーニング費用やメリットはどうなっているの?
配信日: 2024.10.28
そこで、本記事ではクリーニングにおける費用やメリットについて解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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クリーニング事情
株式会社主婦の友社が運営するサイト「暮らしニスタ」のアンケートによると、「ワイシャツをクリーニングに出す」と回答したのは全体の約8%でした。「高級、もしくは特別なワイシャツだけクリーニングに出す」という方は約20%であり、合計しても全体の約28%、つまり4人に1人ほどの割合です。端的にいえば、ワイシャツをクリーニングに出す家庭は少数派であることが分かります。
アンケートにおいて多数派を占めたのは、「自宅で洗濯をする」という回答でした。洗濯後アイロンを掛けるか掛けない(ないしは、形状記憶素材のものを使用する)かの差はありますが、割合的には約70%の人が「自宅で洗濯をする」と回答したのです。
この結果から、クリーニングにかかる費用の節約、もしくは持ち込みの手間を考慮して自宅での洗濯を行いつつも、アイロンがけは省略したいという思惑が見て取れます。
「モノによる」という回答も考慮すると、コートのようなアウターやセーターなどにおいてはクリーニングへの意識がワイシャツよりも高く、完全なクリーニング離れとは言い切れないでしょう。
ただし、約78%がおしゃれ着洗い用の洗剤を常備している点は見逃せません。昨今の急激な洗濯機の進化も相まって、自宅での洗濯を選ぶ方は多いのでしょう。
クリーニング費用の相場
個人店、チェーン店などさまざまなクリーニング店があることから、ワイシャツに限らずクリーニング費用には幅があります。相場としてはワイシャツが160~300円ほどで、高い店舗では500円を超えています。一概にはいえませんが、チェーン店よりも個人店の方が価格は高くなりがちです。
価格に差が生まれる理由はいくつかありますが、クリーニング方法の違いが大きいと考えられます。機械による自動化を導入していれば安価で提供できますし、手作業であれば人件費の分だけ価格を上げる必要があるからです。また、シミ抜きや当日仕上げなどのオプションが付く場合には、その分価格は上がるでしょう。
数千円で購入できることが多いワイシャツですが、生地などにこだわった高級品であれば数万円することも少なくありません。手頃な価格が魅力の大手チェーン店であれば、3000円ほどで販売されています。クリーニングをせずに自宅で洗濯しながら、早めのタイミングで買い替える方法も考えられますが、ワイシャツの価格を考えるとコスパはよいとはいえない場合もあるでしょう。
ワイシャツをクリーニングするメリット
自宅での洗濯技術やワイシャツの品質は一昔前と比べると向上していますが、それでもクリーニングだからこその利点や魅力があります。
以下に、ワイシャツにおけるクリーニングのメリットをまとめました。
●一般家庭での洗濯では落とせないシミや汚れなどを落とせる
●アイロンがけの手間がない
●オプションを付けることで、自分好みのサービスを受けられる
クリーニングにおける最大のメリットは、プロの手でしか対応できない汚れを落とせる点にあります。また、一般家庭にはあまりない洗濯のりを使用して仕上げるため、その後のワイシャツの型崩れや汚れを防げるのです。
注文できるオプションは店舗により異なりますが、例えばボタンの付け直しがあります。
ワイシャツをクリーニングに出す頻度は1週間や1ヶ月に1回が一般的ですが、汚れの状況次第ともいえます。汗をかきやすい夏場の場合は、頻度が多くなるかもしれません。目に見えない汚れを洗浄する意味でも、定期的にクリーニングに出す方がよいでしょう。
クリーニングは衣類の生地に対して、少なからずダメージを与えます。コストも含めて気になる場合は、おおよその季節の変わり目である3ヶ月に1回でもよいでしょう。
クリーニングの費用相場は160円~300円ほど
クリーニング費用は店舗によって異なるものの、ワイシャツの相場は160円~300円ほどです。一定の出費にはなりますが、高頻度で買い替えるよりは低コストで綺麗なワイシャツを着用できるでしょう。
クリーニングのメリットはいくつかありますが、最大の魅力は自宅での洗濯では落とし切れない頑固な汚れに対応できる点にあります。気になる汚れがあり、自分では落とせないと判断した場合にはクリーニングを利用してみましょう。
出典
株式会社主婦の友社「暮らしニスタ」 ~ワイシャツはクリーニングに出す?家で洗う?~
株式会社新神戸ランドリー ~ワイシャツはクリーニングに出すべき?~
株式会社Context Japan 新入社員のワイシャツの価格相場と選び方【各ブランド徹底比較】
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー