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更新日: 2024.11.01 その他家計

スマホの充電量をいつも「100%」にしていますが、友人に「バッテリーが消耗するよ」と言われました。そんなに劣化するものなのでしょうか?

スマホの充電量をいつも「100%」にしていますが、友人に「バッテリーが消耗するよ」と言われました。そんなに劣化するものなのでしょうか?
スマホは、今や生活に欠かせないアイテムの1つであり、充電切れにならないように気をつけている人は多いでしょう。また、バッテリーの消耗にも気を使う必要があります。
 
本記事では、スマホのバッテリーを長持ちさせる方法や、バッテリーに関する費用について解説します。バッテリーを長持ちさせたい人は参考にしてください。
FINANCIAL FIELD編集部

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スマホのバッテリーの特徴

バッテリーは、使い切ってから充電するとよいと聞くこともありますが、実は古い情報です。現在スマホのバッテリーにはリチウムイオン電池が採用されているので、以前とは扱い方が異なります。
 
リチウムイオン電池の特徴は以下のとおりです。

●急速充電ができる
●化学反応を利用しないため自然放電がなく、放置してもバッテリー上がりがほとんどない
●充電・放電の繰り返しに強い
●ワイヤレス充電が可能

上記の特徴から、現在のスマホでは残量をゼロにしてから充電する必要はありません。
 

バッテリーの費用

スマホを充電するための電気料金は、バッテリーの電力量に比例します。ただし、スマホのバッテリーの電力量はそれほど大きくないため、1回あたりの充電で約0.1~0.5円の範囲内に収まるでしょう。毎日1回の充電として、1ヶ月で最大15円程度です。
 
一方でバッテリーの破損や摩耗により修理・交換した場合の費用は、補償サービスの有無で大きく費用が変わります。

●補償サービスあり……約3300~5500円
●補償サービスなし……約8000~1万2000円

バッテリーは消耗品の一つですが、補償サービスがない場合は比較的高額な出費となるので、なるべく長持ちする使い方を心がけましょう。
 

スマホのバッテリーを長持ちさせる方法

以前は、スマホのバッテリーを比較的安価に自分で交換できました。しかし、リチウムイオン電池になったことで、容量が大きく薄型になり、防水加工もしやすい内蔵型になっています。
 
そのため、スマホのバッテリーが劣化した場合は、キャリアや業者に依頼して交換する必要があります。費用が高額になるので、なるべく長持ちさせることが必要です。
 

100%での充電を避ける

寝る前にスマホを充電して、そのまま朝まで放置する人も少なくありません。しかし、充電100%の状態を続けると、リチウムイオン電池の負担が大きく、バッテリーの寿命を縮めるといわれています。充電しながらのスマホ操作も同様です。
 
リチウムイオン電池は20〜80%の充電状態で使用するのがもっとも効率がよく長持ちするので、その状態を維持するような充電を心がけましょう。
 

バッテリー残量を0%にしない

充電の状態を20~80%に保って使用するためには、バッテリーの残量を0%にしない注意も必要です。100〜0%までの状態になると振れ幅が大きいため、バッテリーの寿命を縮めることになります。
 
普段使用しているときにバッテリーの残量のチェックを欠かさないことはもちろんですが、長期間使用しない場合でも20〜80%の状態を保つように充電をしましょう。
 

スマホの設定を活用する

スマホの機能を利用することでも、バッテリーを長持ちさせることが可能です。以下のようなスマホの設定を利用すると、バッテリーを長持ちさせられます。

●低電力モード……機種によっては、一定以下の残量になると低電力モードにできる
●明るさ調整……スマホの明るさを自動調整することで、常に明るい状態を避けてバッテリーの負担を減らす
●Wi-Fiを使う……4Gや5Gではこまめに基地局を探すため、電力の消費が大きいので、Wi-Fiが使える状況ではWi-Fiを使う。反対に使えない場合はWi-Fiをオフにする。

 

スマホのバッテリーの扱いは以前の常識と反対の場合があるので、リチウムイオン電池の特徴を確認しておこう

スマホのバッテリーは現在リチウムイオン電池が主流となっており、今までの常識とは反対の対応をする必要があります。バッテリーの残量は20〜80%の間で使用すると、もっともバッテリーの消耗をおさえられると覚えておきましょう。
 
また、スマホの各種設定でもバッテリーの消耗をおさえられるので活用してください。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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