更新日: 2024.11.07 その他家計
潔癖症の私は、洗顔や手洗いでは「タオル」ではなく「ペーパータオル」を使用しています。友人は「やりすぎ」と言うのですが、おかしいのでしょうか?
今回は、ペーパータオルを利用している方の割合や、ペーパータオルを利用し続けたときの費用目安などについてご紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
ペーパータオルを使っている人はどれくらいいる?
ユニ・チャーム株式会社が2023年に10~60代の男女約1200名に対して実施した「『ペーパータオルの使用習慣』に関するアンケート調査」によると、新型コロナウイルス感染症の流行をきっかけにペーパータオルで手を拭く頻度が高まったと回答した方は全体の63.2%でした。また、これからも継続してペーパータオルを利用したいと考えている方は70.7%です。
アンケート結果より、多くの方がペーパータオルを使用していることが分かります。また、同アンケートではペーパータオルを使用する理由として最も多い理由が「手軽だから」で53.1%、次に多い理由は「衛生的だから」で48.7%でした。手軽に衛生面での予防が期待できる方法が選ばれているといえるでしょう。
ペーパータオルを使うと費用はいくらくらい?
今回は、以下の条件でペーパータオルを使用した場合の費用を考えましょう。
・1日で洗顔2回、手洗い8回の計10回使用する
・1回に使うペーパータオルは2組
・使用するペーパータオルはA社の税込み237円で200組入りの商品
今回の条件だと、1日で使うペーパータオルの量は「10回×2組」で20組使用します。商品は200組なので、10日で使い切る計算です。1ヶ月を30日とすると、237円の商品が3個必要になるため毎月711円の出費が発生します。
年間換算にすると、「711円×12ヶ月」で毎年8532円の支出です。
ペーパータオルのメリットとデメリットは?
ペーパータオルを利用する際は、衛生面も含めたさまざまなメリットやデメリットを知っておくと、これからも使い続けるかどうかの指標になります。代表的なメリットやデメリットは次の通りです。
メリット
ペーパータオルの大きなメリットは、使い捨てできる点です。外で手洗いをする場合、ハンカチタオルだとぬれたままでカバンにしまうため、雑菌の繁殖が気になる方もいるでしょう。ペーパータオルであれば、使ったその場で捨てるため手元だけでなくカバンの中も清潔にたもてると考えられます。
また、ダイニングテーブルやキッチンなど、汚れやすい場所に使用できる点もメリットです。水や汚れが気になったときにサッと使って捨てるだけなので管理も楽で、掃除の時短にもつながります。
デメリット
ペーパータオルはあくまでも紙製なので、あまり強い力でこすりすぎるとぼろぼろになってしまいます。また、手洗いや洗顔、掃除などの回数が多ければ多いほどコストがかかる点もデメリットです。
さらに、使い捨てなので、ゴミがたまりやすいことも考慮する必要があります。ペーパータオル用のゴミ箱を作るなどすると、ほかのゴミを捨てるときでも邪魔にならないでしょう。
衛生面を気にしてペーパータオルを利用するのは珍しくはない
新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、衛生面を気にしてペーパータオルを利用する方は約50%いました。洗顔や手洗いでペーパータオルを利用する方も少なくないといえるでしょう。
もしペーパータオルを使い続けると、今回の商品では1年で約8500円の出費です。少しでも費用をおさえたい場合は、必要に応じてタオルの併用も検討しましょう。
ペーパータオルは使い捨てのため衛生的で使いやすい一方、コストがかさみやすくゴミの量が増えるデメリットもあります。デメリットも踏まえたうえで、気にならないのであればペーパータオルを利用し続けても問題はないでしょう。
出典
ユニ・チャーム株式会社 『ペーパータオルの使用習慣』について実態調査 約7割が「今後もペーパータオルを使いたい!」と回答
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー