離れて暮らしている娘に電気代が「2万円」と話したら「高すぎる!」と言われたので、家電を「省エネ」タイプに買い替えようと思います。特に効果が大きい家電はどれでしょうか?
配信日: 2024.11.20
この記事では、電気代の削減効果が大きい家電や、省エネ家電を選ぶ際のポイントをご紹介します。効率よく電気代を節約し、家計にやさしい暮らしを目指しましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
家庭で電気代が高くなりがちな家電はどれ?
家庭の中で電気代がかかる家電は、主に「エアコン」「冷蔵庫」「テレビ」「照明」といった長時間使用するものです。特にエアコンや冷蔵庫は、消費電力が多いため、古いモデルを使い続けていると電気代がかさみやすくなります。
エアコンは、冷暖房に多くのエネルギーを必要とし、使用頻度が高い季節には大きな電力を消費します。冷蔵庫も同様に、24時間365日稼働するため、効率が悪いと毎月の電気代に大きな影響を与えます。加えて、家庭での使用時間が長い照明器具も、蛍光灯からLEDに変えるだけで大きな省エネ効果が期待できます。
省エネ効果が大きい家電
特に省エネの効果が大きい家電には「エアコン」「冷蔵庫」「照明器具(LED照明)」の3つがあります。
エアコン
エアコンは夏と冬に大きく電気代がかかる代表的な家電です。最新の省エネエアコンは、室内の温度を自動調整する「センサー機能」や「インバーター技術」により、電力を効率的に抑えられるようになっています。また、一定の温度で稼働を続けることができるため、室温が安定し、電力の消費量も減ります。
冷蔵庫
冷蔵庫も省エネタイプに買い替えると効果が期待できます。特に10年以上使用している冷蔵庫は、最新の省エネモデルと比べて消費電力が2倍以上になることもあります。
省エネ冷蔵庫は、温度調整機能が優れているため、庫内を一定の温度で保ちつつ、無駄な電力を抑えることができます。また、冷蔵庫の開閉が多くなる家庭では、開閉時の冷気の漏れを防ぐ工夫がされているモデルを選ぶとさらに効果的です。
照明器具(LED照明)
照明をLEDに変えることで、大きく電気代を節約できます。LEDは従来の蛍光灯や白熱電球に比べて消費電力が少なく、寿命も長いため、交換の頻度が少なくなります。特に家全体の照明をLEDに変えると、毎月の電気代削減に効果的です。
省エネ家電の選び方と導入で気をつけるポイント
省エネ家電を選ぶ際には、まず「年間消費電力量」をチェックしましょう。これは、1年間に使用する電力の目安で、数値が低いほど省エネ効果が高いとされています。また、省エネラベルも参考にすると良いでしょう。5つ星の省エネラベルは、最も効率が良い家電であることを示しています。
次に、家電のサイズや機能も重要です。例えば、冷蔵庫やエアコンは部屋の広さや使用頻度に応じたサイズや機能を選ぶと、より効率的にエネルギーを使えます。大きすぎるエアコンや容量が過剰な冷蔵庫は、無駄な電力を消費する原因にもなりますので、家庭の規模に合った製品を選ぶことがポイントです。
まとめ
省エネ家電に買い替えるだけでも電気代削減には効果的ですが、日々の使い方にも工夫をするとより節約効果が上がります。例えば、エアコンの設定温度を夏は1℃高め、冬は1℃低めにするだけで年間の電気代が安くなります。また、冷蔵庫の扉はできるだけ素早く開け閉めし、必要以上に冷気が漏れないように注意しましょう。
電気代が気になる場合は、まず自宅の電力使用状況を把握し、消費が多い家電から順に省エネタイプに切り替えていくのがおすすめです。最新の省エネ家電を効果的に使って、無理のない節約生活を始めてみてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー