毎朝「缶コーヒー」を買って出勤! 少し高くても「タイパ」も含めるとお得なの? 自宅で淹れる場合と比較

配信日: 2024.12.13

この記事は約 3 分で読めます。
毎朝「缶コーヒー」を買って出勤! 少し高くても「タイパ」も含めるとお得なの? 自宅で淹れる場合と比較
毎朝コンビニや自販機で缶コーヒーを買う人も多いのではないでしょうか? 缶コーヒーは忙しい朝に手軽に飲める便利さが魅力ですが、同僚から「自宅で入れたほうが安いよ」と言われると、コスパやタイパ含めてどちらがお得なのか気になるかもしれません。
 
本記事では、コストや時間効率、味わい、生活スタイルも考慮して、どちらが自分に合っているのかを考えていきます。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

缶コーヒーのコスト

缶コーヒーといえば100円ちょうどで購入できていた時代もありましたが、特にここ数年で飲料大手各社は缶コーヒーの値上げを行っています。
 
現在、一般的な缶コーヒーは1本当たり百数十円かかり、例えば、SUNTORYの「ボス レインボーマウンテンブレンド 185グラム缶」やAsahiの「ワンダ モーニングショット缶185グラム」のメーカー希望小売価格はともに140円(税別)です。
 
1本140円を基準とすると、1ヶ月(30日)で4200円、年間では5万400円です。
 
この金額を見て、「結構な出費だな」と思う人もいれば、手軽にどこでも買える便利さを考えて納得する人もいるでしょう。
 

自宅で入れるコーヒーのコスト

自宅でコーヒーを入れる場合、豆のグレードなどによってかかる費用はさまざまです。今回は、食品のセレクトショップであるカルディで購入した豆を比較対象とします。
 
カルディのオンラインストアでは、「【焙煎珈琲】スペシャルブレンド/200グラム」が842円(税込)で購入できます。
 
コーヒー1杯を入れるのに豆10グラム使用するとすると、1杯当たりでは42.1円で本格的なコーヒーを飲むことが可能です。フィルター代やお湯代を考慮しても、缶コーヒーよりもだいぶ費用を抑えられると言えるでしょう。
 

時間をコストに換算してみる

「安いのは分かったけど、入れる時間がかかるのでは?」と思う人もいるかもしれません。確かに、自宅でコーヒーを入れるには、豆を量って挽き、ドリップする時間が必要です。これらの時間は人それぞれですが、だいたい6~7分程度はかかります。
 
6分を仮に時給1000円で換算すると、1回当たりの時間コストは100円です。これを加味すると1杯のコストは豆の費用と合わせて缶コーヒーと同じくらいになります。手間を考慮すると、必ずしも缶コーヒーよりも断然お得とは言えないでしょう。
 

自宅で入れたコーヒーのプレミア感

缶コーヒーはどこでも簡単に手に入り、手間がかからないという大きなメリットがあります。ただし、味わいにこだわりたい人にとっては満足できないこともあるでしょう。
 
一方、自宅で入れたコーヒーは、自分好みに調整でき、新鮮な豆を使えば香りや風味の豊かさが際立ちます。手間がかかるとはいえ、待つ時間が好きという人もいます。コストのみの比較ではなく、手軽さを優先するか、味わいを重視するかでも、どちらを選ぶかは変わってくるでしょう。
 

まとめ

缶コーヒーと自宅で入れたコーヒーでは、実際に出ていくお金だけを考慮すると自宅で入れたほうがお得と言えそうです。とはいえ、自宅で入れるのは手間であり、忙しい朝にそこまで時間をかけられない人もいるでしょう。
 
そのため、時間を節約したい人は缶コーヒー、コストを抑えたい人や味や香りにこだわりがある人は自宅で入れたコーヒーが良さそうです。
 
また、「平日は缶コーヒー、休日は自宅で入れる」など、両方を組み合わせる方法もあります。自分のライフスタイルに合った選択肢を見つけて、毎日のコーヒータイムをより充実させてみましょう。
 

出典

サントリーホールディングス株式会社 ボス レインボーマウンテンブレンド 185g缶
アサヒ飲料株式会社 ワンダ モーニングショット缶185g
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

PR
FF_お金にまつわる悩み・疑問 ライターさん募集