実家は毎日「こたつ」を12時間つけているそうです。1ヶ月でどのくらい電気代がかかるのでしょうか?

配信日: 2024.12.17

この記事は約 3 分で読めます。
実家は毎日「こたつ」を12時間つけているそうです。1ヶ月でどのくらい電気代がかかるのでしょうか?
下半身を効率的に暖めてくれるこたつは、火を使わない暖房器具として昔から人気を集めています。家にこたつがあると、「つい何時間も入りっぱなしになってしまう」ということもあるでしょう。
 
こたつは省エネ効果の高い暖房器具といわれていますが、実際に電気代はどのくらいかかるのか、確認しておいた方が安心です。
 
本記事では、こたつを1日12時間つけた場合の1ヶ月の電気代を計算するとともに、こたつのメリット・デメリットや節電方法についてもご紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

こたつを1日12時間つけた場合の電気代

こたつの電気代は「消費電力×使用時間×電力料金単価」という計算式で算出できます。消費電力はこたつの説明書などに記載されているため、確認しましょう。単位が「ワット」になっている場合は、1000で割って「キロワット」に変換する必要があります。
 
電力料金単価については、公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会が目安として公表している「31円/キロワットアワー」を使用し、次の条件のこたつの電気代を計算してみましょう。

・温度調節目盛「高」:145ワット
 
・温度調節目盛「中」:92ワット
 
・温度調節目盛「低」:73ワット

上記の計算式に当てはめると、温度調節目盛を「高」にした場合の1時間の電気代は約4.5円、「中」では約2.9円、「低」では約2.3円となります。1日12時間つけた場合だと「高」が約54円、「中」が約35円、「低」が約28円です。
 
1ヶ月(30日)に換算すると、以下の電気代がかかる計算になります。

・温度調節目盛「高」:約1620円
 
・温度調節目盛「中」:約1050円
 
・温度調節目盛「低」:約840円

温度調節目盛を「低」に設定しておけば、1日に12時間こたつをつけていても1ヶ月の電気代が1000円を下回る可能性があります。
 

こたつのメリットとデメリットは?
1234
1/4

LINE

PR
FF_お金にまつわる悩み・疑問 ライターさん募集