妻が「送料無料だから」とAmazonでトイレットペーパーを買います。少しかさばっても近所の「ドラッグストア」のほうが安くて節約できそうな気がしますが、実際どちらがお得なのでしょうか?
配信日: 2025.01.07
本記事では、Amazonとドラッグストアのトイレットペーパーの価格を比較し、それぞれのメリットとデメリットを解説します。
執筆者:山田麻耶(やまだ まや)
FP2級
Amazonとドラッグストアの価格を比較
トイレットペーパーの値段は、Amazonとドラッグストアではどちらが安いのでしょうか? Amazonの税込価格と、筆者の近所のドラッグストアの税込価格を比べてみました。なお、価格は2024年12月14日時点のものであり、Amazonプライム会員に加入していると仮定して送料は無料とします。
・エリエール たっぷり長持ちロール(シングル・1.5倍巻き・82.5メートル)
Amazon:1027円
ドラッグストア:786円
・エリエール イーナ (ダブル・2倍巻き・50メートル)
Amazon:872円
ドラッグストア:754円
・シャワートイレのためにつくった吸水力が2倍のトイレットペーパー (ダブル・25メートル)
Amazon:568円
ドラッグストア:473円
いずれの商品も、ドラッグストアのほうが安いという結果になりました。送料無料であっても、Amazonでは割高になるケースが多いことが分かります。
ネット通販のメリットとデメリット
Amazonなどのネット通販は、何よりもその便利さが魅力だと言えるでしょう。
例えば、トイレットペーパーのように重くてかさばるものを自分で運ぶ必要がなく、自宅まで届けてもらえるのは大きな利点です。また、買い物に出かける時間を節約できるのもメリットです。ネット上で数分の操作で注文が完了するため、忙しい日常を過ごす人には特に便利かもしれません。
一方で、実店舗よりも割高になることがあるのがデメリットです。サービスや商品によっては別途送料がかかるので、さらに割高になる可能性もあります。また、実物を確認できないため、商品の質やイメージが異なり買い物の失敗につながる恐れもあるでしょう。
実店舗のメリットとデメリット
ドラッグストアなど実店舗では、日用品がネット通販よりも安価で販売されていることが多いです。そのため、少しでも節約したいという人にはメリットが大きいでしょう。また、自宅で急に在庫がなくなった際も、店に行けばすぐ手に入れられるのも魅力です。
ただし、店舗まで行く手間や移動時間がかかるのがデメリットです。トイレットペーパーやティッシュのようにかさばるもの、シャンプーや洗剤など重いものは、持ち帰ることが大変なこともあります。自分で運べば送料が無料とは言え、自分の労力を使うのが難点と言えるでしょう。
自分に合った買い方を選ぼう
実店舗での買い出しは、値段が安くて節約できる一方で、店舗まで行く時間や買ったものを持ち帰る手間が必要です。今回の記事タイトルの家庭では、「忙しいから便利さを優先したい」「重くて運ぶのが大変」といった理由から、日用品の買い出しにネット通販を利用しているのかもしれませんね。
ネット通販と実店舗、それぞれにメリットとデメリットがあります。どちらで買い物するかは、自分の生活スタイルや価値観に合わせて選びましょう。
執筆者:山田麻耶
FP2級