父の会社では社食が「自販機」で買えるらしく、「400円」あれば満腹になれるとのこと。最近の自販機はそんなに充実しているのでしょうか?
配信日: 2025.01.12
そこで今回は、飲料以外に自動販売機ではどのようなものが販売されているか、金額なども含めてご紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
飲料以外に自動販売機ではどのようなものが販売されている?
自動販売機は、飲料以外にも以下のような種類があります。
●食品自動販売機:カップ麺やパン、菓子類など
●冷凍食品自動販売機:アイスクリームや冷凍弁当など
●お惣菜:電子レンジで温められるおかず類など
これらは企業によって置いている種類が異なり、ランチタイムの社食代わりや小腹がすいた際のちょっとしたお菓子など、さまざまなタイミングで活用できます。
社食自動販売機の商品の一般的な販売価格は?
社食自動販売機で売られている商品のおおよその価格は表1の通りです。
表1
商品 | 金額 |
---|---|
カップ麺 | 約200~250円 |
パン | 約50~400円 |
菓子類 | 約100~200円 |
アイスクリーム | 約100~200円 |
冷凍弁当・お惣菜 | 約100~400円 |
※筆者作成
プランや内容量などによっても金額が異なるため、一概にすべての商品に表1の金額が当てはまるとは断定できませんが、お惣菜なども100円から購入できる場合があります。そのため、仮に毎日100円のお惣菜を購入しても、平日20日間でお昼ご飯代は2000円程度におさえられます。
表1の金額を基にすれば、社食自動販売機は最大でも400円程度で済み、1ヶ月のランチ代はおよそ8000円です。一方、マイボイスコム株式会社の「コンビニ弁当に関する調査」によると、コンビニ弁当の購入価格帯は「450~549円」がボリュームゾーンとなっているようです。1ヶ月に換算すると9000~1万980円です。
コンビニ弁当を購入するより、社食自動販売機の方がランチ代を安く済ませられる可能性があるでしょう。
社食自動販売機を使用するメリット・デメリット
社食自動販売機を使用するメリット・デメリットは表2の通りです。
表2
メリット | デメリット |
---|---|
・オフィスから出て食事を購入する必要がない ・時間がないときもサッと購入できる |
・手軽に購入できるため、買いすぎるおそれがある ・常に購入できるお菓子などは太る原因になりえる ・購入するものによっては栄養バランスが偏る可能性がある |
※筆者作成
社食自動販売機の大きなメリットは、外に買いに行く手間を省ける点です。ビルの上階にオフィスがある場合は、満員のエレベーターなどに乗らずに済んだり、店舗でレジに並ぶ手間が省けたりするでしょう。
また手軽さがメリットではありますが、買いすぎてしまいコストや栄養面におけるデメリットも考えられます。社食自動販売機を使用する場合は、栄養バランスや購入頻度にも気をつけましょう。
自動販売機型の社食はお財布に優しい可能性あり! ただし、買いすぎには要注意
自動販売機型の社食はお惣菜や冷凍のお弁当も400円程度で購入できるケースがあるため、コンビニで買うよりも安いランチ代で食べられる可能性があります。お弁当以外にも菓子パンやカップ麺を取り扱う自動販売機もあるため、オフィスによっては日によってさまざまなランチを楽しめるでしょう。
ただし、手軽に購入できるため、買いすぎや食べすぎには要注意です。節約になっていたはずなのに、「お菓子を買いすぎて1日に1000円近く使用していた……」というケースも考えられます。また、食べすぎは肥満の原因にもなりかねません。適度な利用で節約しつつ、ランチ時間を快適に過ごしましょう。
出典
マイボイスコム株式会社 コンビニ弁当に関する調査(PR TIMES)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー