災害対策も兼ねて「石油ストーブ」の導入を検討中。日中「8時間」使用した場合、費用は「電気ストーブ」と比べてどれだけの差になりますか?

配信日: 2025.01.14

この記事は約 3 分で読めます。
災害対策も兼ねて「石油ストーブ」の導入を検討中。日中「8時間」使用した場合、費用は「電気ストーブ」と比べてどれだけの差になりますか?
2024年に発生した能登半島地震をはじめ、日本では大きな地震が頻繁に発生しています。地震が発生すると、被災地では電気をはじめとするライフラインが停止してしまい、住居環境に深刻な影響を与えることも少なくありません。
 
能登半島地震のように、冬場に災害が発生したとき活躍してくれるのが、電気を必要としない石油ストーブです。しかし、電気ストーブの存在が一般的になっている昨今、石油ストーブを使用するためには、どの程度費用がかかるのか分からない人も多いでしょう。
 
本記事では、災害対策用に石油ストーブを導入した場合、電気ストーブを使用したときと比べて、どの程度費用に差が生まれるかについて解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

石油ストーブと電気ストーブの特徴

まずは、石油ストーブと電気ストーブそれぞれの特徴について紹介します。それぞれの優れている点をチェックしていきましょう。
 

石油ストーブの特徴

石油ストーブとは、灯油を燃焼させて暖を取る暖房器具のことです。石油ストーブ最大の特徴は暖房能力の高さで、すぐに部屋を暖められます。また、電気を必要としないため災害時でも問題なく使用でき、上部の熱板を利用すれば調理も可能です。
 
便利な活用方法もある一方で、定期的な換気が必要な点が石油ストーブのデメリットです。石油ストーブは、灯油を燃やすために空気中の酸素を消費します。そのため、密閉空間で長時間使用し続けると、一酸化炭素中毒を引き起こしかねません。
 
また、やけどや火災のリスクも電気ストーブと比べて高いため、使用中は目を離さないようにする必要があります。
 

電気ストーブの特徴

電気ストーブとは、その名のとおり電気が動力の暖房器具のことです。電気ストーブは手軽さが最大の特徴で、コンセントを挿して電源を入れるだけですぐに使用できます。また、石油ストーブよりも軽量で持ち運びやすい機種が多いこと、安全性が高いことなども電気ストーブの特徴です。
 
一方で、電気ストーブの弱点として、停電すると一切使えなくなってしまう点が挙げられます。そのため、地震をはじめとする災害発生時にライフラインが停止してしまい、使用できないケースも少なくありません。また、広い部屋を暖めるのに時間がかかる、電気代がかかるなども電気ストーブの弱みです。
 

石油ストーブと電気ストーブの費用比較
123
1/3

LINE

PR
FF_お金にまつわる悩み・疑問 夫の家事への不安に関するアンケート ライターさん募集