長年放置した銀行口座はどう対処すべき?

長期間放置していた銀行口座を見つけた場合、まずは休眠預金の状態を解消し、口座のお金を引き出しましょう。多くの銀行では必要書類を持参することで、手続きが可能です。
 
例えば、三菱UFJ銀行やみずほ銀行では、通帳・取引印・本人確認書類を持参すれば手続きできるとしています。
 
ただし、銀行によって必要書類が異なる場合があるため、事前に確認しておくことが大切です。特に結婚や離婚などで姓が変わっている場合には、「改姓前と改姓後の名前が把握できる公的な書類」が求められることもあります。
 
この先も使う予定がないのであれば、長期間使用していない口座は解約を検討しましょう。放置しておくと金融犯罪に悪用されるリスクがあるからです。
 
また、近年導入された未利用口座管理手数料が発生する可能性もあります。例えば、三菱UFJ銀行では、預け入れや引き出しが2年以上ない口座に年間1320円の手数料を課しています。現在は2021年7月1日以降に開設された口座が対象ですが、今後条件が変更される可能性もあるため注意が必要です。
 

休眠口座や放置口座は早めの確認を
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