宅飲みにかかる費用はどのくらい?外飲みとの費用を比較

配信日: 2025.02.22

この記事は約 3 分で読めます。
宅飲みにかかる費用はどのくらい?外飲みとの費用を比較
今回は、自宅で飲む「宅飲み」と、飲食店で飲む「外飲み」の費用の差について解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

宅飲みにかかる費用

統計局「家計調査年報(家計収支編)2023年」によると、1世帯あたりの「酒類」の支出は年間で4万5700円です。
 
宅飲み代は、家族のイベントや年末年始などで増える傾向にありますが、単純計算すると1ヶ月で約3800円の費用がかかっていることになります。費用は酒類によっても異なるため、種類や酒量に合わせて各家庭でやりくりをしていることでしょう。
 
以下は、同調査による酒類の年間支出「4万5700円」の品目別の内訳です。

● 清酒:5423円
● 焼酎:6096円
● ビール:1万2584円
● ウイスキー:2711円
● ワイン:3212円
● 発泡酒、ビール風アルコール飲料:9374円
● チューハイ、カクテル:4878円
● 上記以外の酒:1422円

ビールの支出が最も多いことから、宅飲み派の多くがビールを楽しんでいる可能性があります。
 
例えば、1ヶ月の宅飲みの予算が3800円の場合、1本220円のビール(350ミリリットル)は17本飲める計算です。ビールよりも安価な発泡酒(350ミリリットル)は、1本160円であれば23本飲めます。
 
飲み代を節約するなら、ビールや発泡酒で宅飲みするのがおすすめです。
 

外飲みにかかる費用

家計調査による1世帯あたりの「一般外食」の支出は年間16万5149円で、1ヶ月あたり約1万3000円の計算になります。
 
例えば、居酒屋に飲みに行って1人あたり3000円かかった場合、週に2回飲みに行くとしたら1ヶ月の費用は2万4000円で、夫婦で行けばその2倍です。
 
外食も含めて外飲みに使える平均費用は1万3000円なので、夫婦で週2回飲みに行くと、家計がひっ迫する可能性が高くなります。さらに外飲みの場合は、店までの交通費がかかることも考慮しておきましょう。
 

宅飲みと外飲みどちらにする?

1ヶ月の宅飲み代が3800円、外飲み代が2万4000円~4万円で比較すると、およそ2~3万円の差が生じます。費用面から考えると、宅飲みは出費が少なく、節約したい方におすすめの方法です。
 
宅飲みの良いところは、移動する必要がなく服装に気を遣わずリラックスできることです。一方で外飲みの良さは、ストレス解消になること以外にも、家では作らないおつまみを楽しめたり、家事労働から解放されたりすることなどが挙げられます。
 
宅飲みと外飲みはそれぞれのメリットが異なるため、まずは家計の負担を考えて、気分転換でたまに外飲みができるぐらいが理想といえるでしょう。
 

飲み代を浮かせるコツ

気軽に外飲みをするためには、以下のポイントに気をつけてください。

● 夫婦で節約するポイントを話し合う
● 宅飲みと外飲みのバランスをとる
● 安くても雰囲気の良い店を見つける

夫婦が共通の家計でやりくりしている場合は、何を節約すべきか明確に話し合うことが大切です。節約するポイントが同じであれば、お金も貯まりやすくなります。夫婦が互いを尊重し合って歩み寄ることも大事です。
 
また、宅飲みと外飲みの頻度はバランスをよく考えて、家計に負担がかからないように注意しましょう。そのためには、安く飲める店をチェックしておくと役立ちます。
 

宅飲みなら2~3万円程度節約できる

宅飲みと週2回の外飲みを比べると費用の差額は、およそ2~3万円です。節約してお酒を飲みたい場合は宅飲みの方がお得といえるでしょう。気分転換に外飲みの機会が作れるように家計のバランスを考えたり、安いお店を見つけたりして楽しみ方を工夫することも大切です。
 

出典

政府統計の総合窓口(e-Stat) 家計調査/家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

【PR】
夫の家事への不安に関するアンケート FF_お金にまつわる悩み・疑問 ライターさん募集