ドラム式洗濯機は本当に「節約」できる? ドラム式と縦型の「洗濯1回のコスト」はどのくらい違うのでしょうか?
配信日: 2025.03.27

洗濯機のコストを算出する場合、本体価格だけでなく、購入後にかかる水道代や電気代といったランニングコストも重要なポイントです。
本記事では、ドラム式洗濯機と縦型洗濯機の水道代・電気代をシミュレーションしますので、ぜひ参考にしてください。

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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ドラム式洗濯機と縦型洗濯機の洗濯コスト比較
ドラム式洗濯機と縦型洗濯機では、洗濯にかかる水道代や電気代に差があります。使用する水の量や消費電力が異なるため、長期間使用すると家計への影響も変わってきます。
コストの違いを把握することで、洗濯機選びの参考になるだけでなく、日々のコストを試算して家計管理に役立てることも可能です。
本項では、ドラム式洗濯機と縦型洗濯機の水道代と電気代を比較しますので、詳しく見ていきましょう。
水道代比較
家電製品を展開するA社によると、洗濯1回あたりの水使用量はドラム式が約83L、縦型が約150Lです(※)。
東京都水道局の水道料金(1Lあたり0.24円)をもとにすると、洗濯1回あたりの水道代は図表1のとおりです。
【図表1】
ドラム式洗濯機 | 縦型洗濯機 | |
---|---|---|
水道代 | 約19.9円 | 約36.0円 |
図表1のとおり、ドラム式と縦型では1回の洗濯で約1.8倍の水道代の差があります。
例えば、1日1回洗濯すると、1ヶ月(30日)でドラム式は約597円、縦型は約1080円かかります。
電気代比較
同社によると、洗濯1回あたりの消費電力量はドラム式が約68Wh、縦型が約98Whです(※)。
全国家庭電気製品公正取引協議会の電力料金目安(31円/kWh)をもとにすると、洗濯1回あたりの電気代は図表2のとおりです。
【図表2】
ドラム式洗濯機 | 縦型洗濯機 | |
---|---|---|
電気代 | 約2.1円 | 約3.0円 |
例えば、1日1回洗濯すると、1ヶ月(30日)でドラム式は約63円、縦型は約90円かかります。
また、洗濯1回あたりの水道代と電気代を合わせたコストは、以下のとおりです。
・ドラム式洗濯機:約22円
・縦型洗濯機:約39円
ドラム式洗濯機のほうが、洗濯のコストをおさえられます。
ドラム式と縦型洗濯機のメリット・デメリット
ドラム式洗濯機と縦型洗濯機それぞれのメリット・デメリットを把握することは、洗濯機を選ぶ際に役立ちます。電気代や水道代のランニングコストだけでなく、それぞれの特徴の違いを知ることで、より自分にぴったりの洗濯機を選ぶことが可能です。
本項では、ドラム式洗濯機と縦型洗濯機のメリット・デメリットについて見ていきましょう。
ドラム式洗濯機のメリット・デメリット
ドラム式洗濯機のメリットとデメリットは、以下のとおりです。
・水道代や電気代をおさえられる
・皮脂汚れに強い
・生地が傷みにくい
・デザインがおしゃれ
・縦型より価格が高い
・サイズが大きく設置スペースが必要
・子どもの事故に注意が必要
縦型洗濯機のメリット・デメリット
縦型洗濯機のメリットとデメリットは、以下のとおりです。
・固形汚れに力を発揮する
・サイズがコンパクト
・ドラム式より価格が安い
・ドラム式より水道代や電気代が高くなる
・生地が傷みやすい場合がある
ドラム式でも縦型でも節水を意識して使おう!
ドラム式洗濯機は縦型洗濯機に比べて、水道代や電気代をおさえられる可能性があります。しかし、洗濯機を選ぶ際は、予算に合ったものを選ぶことが大切です。
また、どちらのタイプを選んでも、洗濯物をまとめて洗ったり、お風呂の残り湯を利用したりすることで、コストを削減できます。洗濯機選びに関わらず、節水や節電を意識して、家計にも環境にも優しい使い方を心がけましょう。
出典
東京都水道局 節水について
公益社団法人 全国家庭電気製品 公正取引協議会 よくある質問 Q&A
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー