毎日自炊しているのに食費が月に「3万円」かかっています。外食と比べて本当にコスパがいいの?
配信日: 2025.03.28

本記事では、自炊と外食のコスパを費用・手間・満足度の視点から比較しながら、食費をもっと賢くコントロールするコツをご紹介します。また、自炊生活の見直しやこれから始めたい人にも役立つ情報をお届けします。

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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月3万円の食費、自炊としては高い? 安い?
「毎日自炊しているのに、月の食費が3万円を超えている…」そんな悩みを持つ人は意外と多いです。でも、実際にこの金額が高いのかどうかは、他の家庭や一人暮らしの平均と比べてみることで見えてきます。
総務省の家計調査(単身世帯)によると、2024年の平均的な食費は月4万3941円です。そのうち、外食費は1万284円を占めています。つまり、自炊中心で3万円以内に収まっていれば、むしろ平均以下ともいえるのです。
とはいえ、自炊なら「もっと安くなるはず」と思うのも自然な感情でしょう。自炊は基本的に外食より安く済みますが、個人の好みや優先順位によって費用は変わります。
例えば、業務用のスーパーを使ったり、献立を工夫したりすれば月2万円台も可能です。一方で、有機野菜や国産和牛など質の高い食材を選んだり、毎日3食しっかり作ったりすれば、月3万円以上になることもあります。
このように、自炊では予算や好みに応じて柔軟に調整できるのが特徴です。
自炊と外食、本当にお得なのはどっち? 費用と満足度で比較
自炊の最大のメリットは、1食あたりのコストの低さです。例えば、カレーライスやパスタなどは、1食あたり300~400円程度で作ることが可能です。一方、同じメニューを外食で食べるとランチで800〜1200円、ディナーで1500〜3000円程度かかることがあります。
ただし、自炊には見落としがちなコストもあります。例えば、調味料や調理器具などの初期費用がかかることに加え、買ってきた食材を保存したり、使いきれない食材を無駄にしないように管理したりする手間も必要です。
また、買い物に出掛ける時間、調理をする時間、食後の片付けまで含めると、時間的な負担も小さくありません。また、時間がないときや疲れているときに「料理したくない」と感じることもあるでしょう。その点、外食やコンビニ食は「時短」という価値があります。
さらに、味やメニューのバリエーションでは、外食のほうが満足度は高い場合もあります。例えば、専門店の料理や特別な調理法を必要とする料理は、自宅で再現するのが難しいでしょう。
したがって、コスパを「お金+時間+満足度」で総合的に考えると、自炊と外食は一長一短であり、個人のライフスタイルや優先順位に応じて選択することが重要といえます。
自炊でもっとコスパを上げるコツとは?
ここでは、「せっかく自炊するなら、もっと安く・効率よくやりたい」という人に向けて、いくつかの実践的なコツを紹介します。
1. 食材はまとめ買いして冷凍保存
業務スーパーやディスカウント店を活用し、肉・魚・野菜などはまとめて買って冷凍保存しましょう。これだけで無駄な買い物が減ります。
2. 献立は「3日単位」で計画
毎日考えるのは大変ですが、3日単位で食材を使い回すと時短&節約になります。例えば、「鶏肉→チキンソテー→親子丼→鶏雑炊」とアレンジするだけでも、かなり楽になるのでおすすめです。
3. 簡単でもいい。手を抜く勇気を持つ
全部手作りにこだわると、疲れてしまいます。冷凍野菜やカット野菜をうまく使いながら「無理せず続ける」のが大事です。また、時間や気分に余裕があるときに料理して自家製冷凍保存食を作っておくと、忙しい日でも簡単に自炊を続けられます。
自炊と外食、どちらも上手に使い分けよう
食費を抑えるには、自炊が効果的です。ただし、無理をしてストレスがたまってしまうと、続けるのが難しくなります。たまには外食で気分転換をしたり、コンビニの総菜を活用して手を抜いたりするのも十分アリです。
また、「毎日絶対に自炊」と決めるのではなく、「平日は自炊、週末は外食」「昼はお弁当、夜は手抜きご飯」など、自分に合ったスタイルを見つけるのが、長く続けるコツです。
自炊と外食、どちらもメリット・デメリットがあります。どちらか一方に偏るよりも、生活スタイルや気分に合わせて上手に使い分けることが、真の意味での「コスパのよい食生活」につながります。無理なく続けられるバランスを見つけて、自分に合った食生活を楽しみましょう。
出典
総務省統計局 家計調査 家計収支編 単身世帯 2024年
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー