4月から9月まで「27度」の冷房をつけっぱなしにした場合、電気代はどれだけかかる? 目安を解説

配信日: 2025.03.27

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4月から9月まで「27度」の冷房をつけっぱなしにした場合、電気代はどれだけかかる? 目安を解説
気温が高い季節の冷房の使用に際し、電気代の節約を考えた運用方法について悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
 
本記事では、冷房を27度で6ヶ月間つけっぱなしにした場合の電気代をシミュレーションします。また、節約のコツや機種ごとの違いも解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

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冷房の電気代計算方法

冷房の電気代を計算する方法は、以下の手順です。
 

1. エアコンの消費電力を確認
 
2. 1日の使用時間を決める
 
3. 電気料金単価を確認
 
4. 計算式である電気代 = 消費電力(kW) × 使用時間(h) × 電気料金単価(円/kWhに当てはめる

 
最初に、エアコンのカタログや取扱説明書に記載されている消費電力(kW)を確認しましょう。省エネモデルの場合、消費電力は300Wから500W、旧型の場合は600W以上になることもあります。
 
電気料金単価は、電力会社の契約プランによって異なります。電気料金単価がわからない場合は、資源エネルギー庁が発表している2022年度家庭向け電気料金単価34円/kWhを目安にしましょう。
 

6ヶ月間つけっぱなしにした場合の電気代

エアコンの消費電力は、機種や冷房能力によって異なりますが、一般的な6畳用のエアコン(2.2kWモデル)では、平均的な消費電力は約500W(0.5kW)程度とされています。
 
仮にこのエアコンを1日24時間つけっぱなしにした場合の消費電力は、電気料金単価34円/kWhとした場合、(消費電力0.5kW×24時間)×34円=408円です。
 
1ヶ月(30日)つけっぱなしにすると408円×30日=1万2240円、6ヶ月(180日)で7万3440円となります。
 
ただし、エアコンは常にフル稼働しているわけではなく、設定温度や外気温によって電力消費が変わるため、実際の電気代はこれよりも低くなる可能性があります。
 

冷房の電気代を節約するコツ

冷房の電気代を抑えるためには、いくつかのポイントを押さえておくことが重要です。
 
まずは、適切な設定温度にしましょう。冷房の設定温度を1度上げるだけで、電気代を約10%節約できるといわれています。また、冷房だけに頼るのではなく、扇風機やサーキュレーターを活用して空気を循環させると、設定温度を高めても快適に過ごせます。
 
エアコンの電力消費は、運転開始時に最も高くなるため、頻繁にオン・オフを切り替えると逆に電気代が上がる点に注意しましょう。長時間使用する場合は、弱運転を維持する方が効率的です。
 
さらに、室温上昇防止を目的として、カーテンや遮熱フィルムを活用して直射日光を遮ることも重要です。
 

エアコンの機種による電気代の違い

エアコンの機種によって、電気代が大きく異なります。省エネ性能が高い機種を選ぶことで、年間の電気代を大幅に抑えることが可能です。
 
ここでは、シャープ製の製造年が異なる機種を比較してみましょう。
 
資源エネルギー庁による「省エネ性能カタログ電子版」によると、2021年発売のプラズマクラスターエアコン(AYー22PXW1)の消費電力は410W、消費電力量170kWhとなっています。つけっぱなしにした場合の電気代は、1日で約335円、1ヶ月(30日)で1万50円、6ヶ月(180日)で6万3900円です。
 
一方で、1999年発売のプラズマクラスターエアコン(AYーL22DーW)の消費電力は590W、消費電力量229kWhとなっています。つけっぱなしにした場合の電気代は、1日で約481円、1ヶ月(30日)で1万4430円、6ヶ月(180日)で8万6580円です。
 
それぞれの電気代の差は、1日で約146円、1ヶ月(30日)で4380円、6ヶ月(180日)で2万6280円となり、機種によって電気代が大きく異なることがわかります。
 

冷房の電気代を抑えつつ快適に過ごす方法

4月から9月まで冷房をつけっぱなしにすると、電気代は7万円以上かかる恐れがあります。しかし、設定温度の調整や扇風機の併用、エアコンの掃除をすることで電気代を節約することが可能です。
 
また、古いエアコンを省エネモデルに買い替えると、年間の電気代を1万円以上削減できる可能性があります。自分の使用状況に合わせた最適な方法を選び、快適な夏を過ごしましょう。
 

出典

資源エネルギー庁 省エネ性能カタログ電子版
資源エネルギー庁 電気料金の変化
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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