野菜をゆでるなら「電子レンジ」と「ガス」、どちらが「節約」になる?
配信日: 2025.03.28

そこでこの記事では、電子レンジとガスの光熱費を比較し、節約しながら上手に野菜を調理する方法を解説します。光熱費を少しでもおさえてスムーズに調理したい方は、参考にしてください。

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
目次 [非表示]
電子レンジ調理とガス調理の光熱費を比較
野菜の下ごしらえをする際、電子レンジとガス調理では光熱費にどのような違いがあるのか確認しましょう。
経済産業省資源エネルギー庁によると、1日1回調理した場合、電子レンジとガスコンロそれぞれにかかる光熱費は表1の通りです。
表1
調理方法 | ほうれん草を調理した場合の 年間にかかる光熱費 |
かぼちゃを調理した場合の 年間にかかる光熱費 |
じゃが芋を調理した場合の 年間にかかる光熱費 |
---|---|---|---|
電子レンジ | 約410円 | 約470円 | 約680円 |
ガスコンロ | 約1350円 | 約1470円 | 約1540円 |
差 | 約940円 | 約1000円 | 約860円 |
※経済産業省資源エネルギー庁「無理のない省エネ節約」を基に筆者作成
電子レンジとガスコンロを比較したところ、電子レンジ調理の方が年間約860円〜1000円節約できる可能性があることが分かりました。
電子レンジでの加熱と炊飯器の保温にかかる電気代を比較
炊飯器でご飯を保温する場合と電子レンジで加熱する場合では、どのくらい違いがあるのか確認してみましょう。
炊飯器で10時間保温した場合の消費電力は323ワットアワー、4時間だと224ワットアワーとして計算します。ご飯を保温せずに、電子レンジで3分加熱した場合の消費電力は、193ワットアワーです。
全国家庭電気製品公正取引協議会が示している電気料金目安単価「31円/キロワットアワー」を基に「消費電力量÷1000×31円」で計算した場合の電気代は以下の通りです。
・炊飯器で10時間保温:約10円
・炊飯器で4時間保温:約7円
・電子レンジで3分温め:約6円
ご飯を炊いたら炊飯器で保温するよりも、必要なときのみ電子レンジで温めた方が、1回当たり約1円〜4円の節約ができる可能性があることが分かりました。
ただし、使用する炊飯器や電子レンジによっては消費電力が異なる場合もあるため、あくまで目安としてください。
調理の下ごしらえに電子レンジを使用するメリット
電子レンジを用いて調理した場合のおもなメリットは、以下の通りです。
・節約につながる
・ビタミンCの損失を防げる
・時短につながる
・形がきれいに仕上がる
電子レンジを調理に活用すると節約につながる可能性があるほか、ビタミンCの損失をおさえられる傾向があるようです。また、調理の前に電子レンジで温めると時短につながるうえ、野菜の煮崩れを防げる可能性があります。
特に、煮込み料理に電子レンジを活用すると具材をきれいに保(たも)てるとされているため、仕上がりに差が出る場合があります。
電子レンジを用いた下ごしらえのポイント
電子レンジを用いた上手な野菜の下ごしらえは、以下の通りです。
・洗ったあとの水分を残す
・大きさをそろえる
・加熱中に向きを変えたり混ぜたりする
・あく抜きする
下ごしらえの際は、野菜を洗った後の水分を残し、厚みや大きさが同じ程度になるようにカットしましょう。加熱中に手を加えると、ムラなく温められると考えられています。あくが強い野菜の場合は、加熱後に水にさらしてあく抜きするとおいしく仕上がる可能性があります。
「電子レンジ」と「ガス」は「電子レンジ」の方が節約につながる
調理をする際に電子レンジとガスにかかる光熱費を比較したところ、電子レンジの方が年間約860円〜1000円の節約につながる可能性があることが分かりました。さらに、ご飯を炊いた後の炊飯器の保温機能と電子レンジを比較してみても、電子レンジの方が節約できる場合があるようです。
電子レンジを調理の下ごしらえに活用すると、節約につながる可能性があるだけでなく、ビタミンCの損失を防いだり時短になったりするなどのメリットがあるようです。調理する際は、電子レンジをうまく活用するとよいでしょう。
出典
経済産業省資源エネルギー庁 無理のない省エネ節約
公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会 よくある質問 Q&A
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー