ダウンジャケットをクリーニングに出したら「5000円以上」かかってしまった!これからは「ダウンジャケット」を家で洗った方がいい?
配信日: 2025.03.30 更新日: 2025.04.01

一方、自宅で洗濯する場合は、クリーニング費用はかからないものの、難しくて型崩れなど失敗するリスクが高いというイメージが強いです。
本記事では、ダウンのクリーニングに関する意識調査の結果やダウンジャケットのクリーニング費用相場を紹介します。加えて、難しいというイメージのある自宅での洗濯方法について解説します。

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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20~30代の6割以上の方がダウンを習慣的に洗っていない!? ダウンジャケットをクリーニングに出すメリットとは?
株式会社ホワイトプラスが全国の20~39歳の男女600人を対象に、2025年に実施した「ダウンのクリーニング意識調査」によると、約55%の方がダウンを週5回以上着用しているにもかかわらず、ダウンを「洗ったことはない」と答えた方が27.9%、「あまり洗わない」と答えた方は34.6%にも上り、合計で62.5%と、6割以上の方がダウンを習慣的に洗っていないことが分かりました。
一方、ダウンジャケットをクリーニングに出すことには、以下のようなメリットが考えられます。
●メリット1:ダウンジャケット特有のふっくらしたボリュームを保てる
●メリット2:保温性を保てる
●メリット3:臭いやシミ、カビなどを防止できる
ダウンジャケットを洗わずに長期間放置してしまうと、カビの発生リスクだけでなく、ふっくらとしたボリューム感がなくなり、保温性の低下にもつながる可能性があります。次の冬も変わらず着用するためにも、ダウンジャケットの適切なメンテナンスが必要でしょう。
ダウンジャケットのクリーニング費用の相場はいくらくらい?
ダウンに限ったクリーニング費用は、利用するクリーニング店やクリーニングに出すアイテムの種類などによって異なりますが、一般的な相場は以下の通りになります。
●ショート丈のダウンジャケット:3000~5000円
●ロング丈のダウンコート:5000~8000円
なお、特殊な素材が使われていたり高級ブランドだったりする場合は、相場以上の費用がかかる場合があります。
ダウンジャケットの中には「自宅で洗濯」が可能なものも
ダウンジャケットの洗濯表示に「洗濯機マーク」や「手洗い可能マーク」があれば自宅での洗濯が可能です。ここでは以下の通り、難しいというイメージがあるダウンジャケットの家での洗い方を、「手洗い」と「洗濯機」に分けて解説します。
●ダウンジャケットの形を整えましょう
●専用の洗剤を使いましょう
●風呂おけか大きめの洗濯おけ、あるいは洗面台にぬるめのお湯(もしくは水)を張り、そっと押し洗いしましょう
●脱水は絞らず、タオルで水分を吸い取りましょう
●風通しのいい場所で、形を整えながら陰干しし、中までしっかり乾かしましょう
●ダウンジャケットの形を整え、洗濯ネットに入れましょう
●専用の洗剤を使いましょう
●手洗いかドライモードで、脱水は1分以内に設定しましょう
●風通しのいい場所で、形を整えながら陰干しし、中までしっかり乾かしましょう
大まかな解説ではありますが、上記手順に沿って洗濯できれば、わざわざ高いクリーニング費用をかけなくても、自宅でダウンジャケットのお手入れができるでしょう。
まとめ
ダウンジャケットのお手入れ方法には、クリーニングに出す方法と自宅で洗濯する方法があります。それぞれにメリットとデメリットがあるため、衣替えの時期になるとどちらを選ぶべきか迷うこともあるでしょう。
自宅でダウンジャケットは洗えないだろうと考える方も多いかもしれませんが、中には自宅で洗濯できるものもあります。基本的に洗濯表示に「洗濯機マーク」や「手洗い可能マーク」があれば、自宅で洗濯できるのです。ただし、その際は必ず洗濯表示に従って洗濯・乾燥してください。
本記事を参考に、自宅でのダウンジャケット洗濯にチャレンジして、決して安くはないクリーニング費用の節約を図ってみてはいかがでしょうか。
出典
株式会社ホワイトプラス ダウンのクリーニング意識調査(PR TIMES)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー