冷蔵庫を整理すると「食費を節約」できるって本当?節約上手な人の冷蔵庫の中身はどのようになっているか紹介!
配信日: 2025.03.31 更新日: 2025.04.02

本記事では、なぜ冷蔵庫整理が節約につながるのか、そして節約上手な人が実践している冷蔵庫の使い方や中身の工夫をご紹介します。今日から始められる簡単な整理術も解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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冷蔵庫の整理が「食費節約」につながる理由とは?
「冷蔵庫の中がごちゃごちゃしていて、何が入っているのか分からない」そんな状態では、同じ食材を二重に買ってしまったり、賞味期限が切れて捨てることになったりと、食費がかさみがちです。
冷蔵庫を整理整頓することで、以下のような節約効果が期待できます。
●在庫を把握しやすくなり、重複買いを防げる
●食材の使い忘れや期限切れを防げる
●必要なものだけを買うようになり、ムダな出費が減る
つまり、冷蔵庫が整っていると「あるものを把握→足りないものだけ買う→ムダがない」という好循環が生まれるのです。冷蔵庫の状態は、家計にも直結していると言っても過言ではありません。
また、消費者庁食品ロス削減推進室が発表した「令和4(2022)年度食品ロス量推計値」よると家庭の食品ロス量は、年間で236万トンとなっています。この数値は国民1人あたりに換算すると約3万2000円の経済損失と計算されます。冷蔵庫を整理してこうしたムダを減らすことで、年間約3万円の節約が期待できるでしょう。
節約上手の冷蔵庫の中はどうなってる?共通する3つの工夫
では、実際に食費を上手に節約している人は、冷蔵庫をどのように使っているのでしょうか?調べてみると、いくつかの共通点が見えてきました。
1.食材の定位置を決めている
納豆、ヨーグルト、調味料など、よく使うものには「ここに置く」と決めた定位置があります。どこに何があるかすぐ分かるので、探す手間がなく、使い忘れも減ります。
2.収納は7〜8割にとどめる
詰め込みすぎると中が見えなくなり、在庫を把握しにくくなります。節約上手な人は、常にスペースに余裕を持たせていて、必要なものをサッと取り出せるようにしています。
3.透明なボックスやカゴで仕分け
「使いかけの野菜」「朝ごはんセット」など、カテゴリごとに収納ボックスでまとめる工夫も見られます。中身が見える透明ケースを使うことで、何があるかすぐに分かり、食材ロスが減ります。
無理なく続けられる整理術で、食費節約を習慣にしよう
冷蔵庫を整えることは、単なる「きれいにする」作業ではなく、家計を見直す第一歩です。整理整頓された冷蔵庫なら、ムダな買い物が減り、食材も上手に使い切れるようになります。
最初は少し面倒に感じるかもしれませんが、慣れてしまえば習慣になります。買い物の前に冷蔵庫をチェックする、週に1回だけ中身を見直すなど、小さなことを続けるだけで節約効果はぐんと高まります。
また、冷蔵庫整理を習慣化することで、年間約3万円の食費削減につながるケースもあります。食材をムダなく使い切る意識が高まり、買い物も必要最低限で済むようになります。
整理術を身につければ、無理なく食費を抑えられるだけでなく、気持ちもスッキリ。冷蔵庫から、家計の見直しを始めてみてはいかがでしょうか?
出典
消費者庁 食品ロス削減推進室 令和4(2022)年度食品ロス量推計値
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー